今週は週頭に降った雪が残っていて、寒かったし雪とかヒョウとか雨とかだったので外に散歩に行けなくて、なんだか家でだらだらしてました。すぐ下にジムがあるんだからもっと頻繁に行けばいいんすけどね。というわけで、本もたくさん読んだしリスニングもたくさんできたよ、太ったけど。
さて。本題のブックレビュー。
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A Study in Scarlet by Arthur Conan Doyle 緋色の研究 コナン・ドイル |
文章が古ーーーーい。
単語が今の意味で使われる前に使われていた意味で使われていることが結構あるので、今の意味のまま読んでしまうと???となることが結構あった。
(例えばCabって書いてあったので、頭の中で黒タクシーに自動変換していたが、ホームズの時代はまだ馬車タクシーなので、Cabという言葉が今の意味で使われるようになった前の語源の意味で使われているのですね。)
テスト用の英語の勉強をしていた時代に参考書でのみお目にかかったことのあるような構文の文章に、初めて実生活で出会った。まあ、1886年の出版だそうなのでしょうがないですよね。森鴎外の舞姫だってこれより後の作品なんだから、言葉が古くて当たり前ですね。(つーか、参考書どうよ・・・)
ということなので、内容は日本語訳の本が読書入門編として小学校の図書館に置かれているように、そんな感じで楽しめるレベルなのであるが、英語が母国語じゃない人は古い文体に悩まされるとおもうので、覚悟して手を出してください。倒置があっちこっちにでてくるので、それが普通に読めないとかなりのストレスになるはずです。
まだ1作目なのでロンドンのおなじみの場所とかがまだあんまり出てきてないので、個人的に思ったより盛り上がらなかったんですが、ホームズ好きならば、多少文章が古くても気合で読めてしまうのだろうか?ちょっとあまりにも日本人にはきつい構文の文章が多いので、どんなに熱意があっても初心者にはあまりお勧めできませんが・・・。
これもパブリックドメインに入っている本なので、ホームズ読んでみたい!!!という人は灰になってみても良いかも。
読みやすさ ☆☆
熱中度 ☆☆☆
語彙(☆が多い程多い) ☆☆☆☆
達成感 ☆☆☆
(5点満点)
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