やっと来たNikonD800と共に憧れのニコ爺生活。写真撮ったり、北米語とイギリス英語の違いついて考察したり、デザインについて考えたり、外国生活について問答したり。それぞれの比重はそのときに興味あるものによって変化します。まあ、ちょっとマニアな話が多い。

2012/08/03

英語-本/映画/DVDレビュー: Fawlty Towers(フォルティ・タワーズ)30年の時を経た名作コメディー

2012/08/03
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リトルブリテンを見て大ファンになって以来、イギリスのコメディーに嵌っています。
Fawlty Towers(フォルティ・タワーズ)はまた例のごとくNetflixにあったので何気なく見始めたのですが、すげーーー。自分が生まれる前に製作されたコメディーとは思えない、時を経ても色あせない名作です。

詳しい事はWiki先生が詳しいですが、大事な所としてはモンティパイソンのメンバーが作った、30年以上前の名作そんなところでしょうか。作りとしてはドリフのようなSitcom(シットコム)で、毎回フォールティータワーズというホテルを舞台にどたばた劇が繰り広げられます。

本家モンティパイソンは刺激が強過ぎて、いまいち楽しめるまで至ってないワタクシですが、こちらは至って普通の(といってもブラックジョークが効いてますが)コメディーで、ドリフよりもやや言葉で笑わせる事が多いかな・・・?
↑の写真を見たら分かるように、かなり古ーーーーーーい映像。なのに今見ても普通に面白い。
1エピソード30分なんだけど、後半になると演者が(主にフォールティーのおじさん)ノッてきて白熱してくるのが映像を通してよく分かります。変なアドレナリンでまくりなんだろうなーとか。脂が乗ってた頃のドリフの楽しさに近い感じ。

英語は、コメディーなので別に難しい話をする訳でもなく、状況から推測出来る会話が多いので、早さを除けば分かりやすいかも。そのかわり、日本のコメディーもそうですが、早いのは早いです・・・。

後はイギリス英語がすばらしい。
まさに古き良き時代のイギリス英語って感じで、こんなきれいな英語はもうお芝居行くかお屋敷に住んでる人の所でもいかないと聞けないんじゃないかというぐらい。演劇でもしてるんですかと言う抑揚(まあこれがイギリス英語の特徴なんだけど)がすごいので、女性はいいけど、男性がしゃべってるとちょっとオカマっぽい・・・w
今の若い人はここまで大げさなしゃべり方するひとあんまりいないからな。残念だけど。 せめてこのドラマの中でだけでも堪能してください。

コメディーはまだまだ有名な作品も見たことない物が多いのですが、 最近ようやく見ても疲れなくなってきたのでこれからいろいろ作品をあさって見たいと思います。
しかし、スタンドアップコメディーとシットコムが好きって、どんな年寄り趣味だよ・・・
いや、クラシックって言ってくれ!

 
見やすさ        ☆☆☆☆☆
熱中度          ☆☆☆☆☆
語彙(☆が多い程多い)  ☆☆   
達成感         ☆☆☆☆☆
(5点満点)