やっと来たNikonD800と共に憧れのニコ爺生活。写真撮ったり、北米語とイギリス英語の違いついて考察したり、デザインについて考えたり、外国生活について問答したり。それぞれの比重はそのときに興味あるものによって変化します。まあ、ちょっとマニアな話が多い。

2012/08/07

夏のウィスラーでD800先生を抱えつつハイキング出来るかの実験をしてみた

2012/08/07
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ウィスラーはバンクーバーダウンタウンから2時間ぐらいのスキーリゾートです。バンクーバーオリンピックの際の会場にもなったそうです。冬に行くとスノボとスキーヤーであふれかえっているウィスラーですが、夏もあちこちにある湖で遊んだり山をマウンテンバイクで駆け巡ったりと、四季を通してBC(ブリティッシュコロンビア)の代表的リゾート地です。景色もバンクーバーとは打って変わって険しい自然むき出しっぽくなってくるので、なんだかんだでもう3回も行きました。スキー一回もやってないんですがw
F1.4 1/500
今回は、5月に両親とブランディーワインの滝を見に行った際に脇道を見つけたものの、片道4キロと書いてあってあきらめた吊り橋まで行ってきました。
F8 1/125
F8 1/100
ノースバンクーバー辺りでも、針葉樹ばかりと言っちゃーそうなんですが、ウィスラーまで来るとさらに絵に書いたようなカナダっぽくなってきます。
F8 1/250
下草はほとんどがブルーベリーとか、ブルーベリーの親戚の赤い実の灌木?ってやつ?で埋め尽くされている。
F5.6 1/80

F8 1/200
 ↑は食べてみて確認したのでブルーベリー(もしくは原種)だと思うんだけど、某道を一歩入れば空き地は全部ビルベリー(ブルーベリーの原種)で埋め尽くされている北欧出身のクマさんは、「これはブルーベリーじゃない!葉っぱが違う!ブルーベリーは草だ!木にならないんだ!」と言い張っております。まあ、確かに北欧で見たのとちょっと見た目が違うんだよな・・。ヨーロッパと北米の違いかもしれんしね・・。
F2 1/2000
1年のうち7月と8月以外は全部雨のシーズンのバンクーバー地方なので、あちこちコケだらけです。夏になってからしばらく雨が降っていないので、さすがにコケの元気がありませんでしたがまた雨の降るシーズンに来てもいい写真が撮れそうです。
F8 1/250
写真で見るとすがすがしい印象しかないですが、じつは、雨が多い=水たまりが多い=蚊の天国で、しかも日本のヤブ蚊なんてベイビーだぜって言いたくなるような超巨大な蚊が至る所をぶんぶんしまくっています。アウトドア用の強力虫除けをしてもシャツの上からいくつも刺された。きちんとハイキング用の装備で来てよかった。
F2.8 1/3200
地図も持たずに適当に行ったので(というか横道への標識があるのは知ってたし)途中でトレイル消失。しょうがないので適当に線路を歩く。レールは一応まだ現役っぽいけど、ほとんど汽車は通ってないみたい。ゲージ?っていうの?線路の幅、がなにげに日本のよりかなりでかくてびっくりした。さすが北米だぜ。Go big or go home!
F2.8 1/3200
F8 1/500
ISO160     F2.8 1/1250
ISO560         F8 1/100
ISO160        F1.4 1/800
花おじさんとしては(花じゃないけど)かわいらしい物を見かけたら写真を撮らずにいられないのです。さすがにいい加減この画角飽きてきたから、マクロが欲しい。
ISO160        F5.6 1/200
迷いつつも、川と並列するトレイルを見つけてやっと吊り橋が近づいてきたらしい。この日はかなり暑い日(内陸部は30度越してた)で、ハイキングにはちょっと暑すぎる感じだったんだけど、この川のそばに来たとたん涼し〜。マイナスイオンでまくりんぐ
今年は雨が多くて当然山から流れる水の量も多くごうごうと流れていました。下流でいくつもの橋が流されているらしい。
F8 1/400
スイスもそうだったけど、雪解け水って透明じゃないんですよね。いつもこういったちょっと白濁したターコイズ色。温度は間違って落ちたら速攻で死ぬ程冷たいです・・。
ISO800        F8 1/1600
ISO800        F8 1/1600
そしてこれが吊り橋!半ば目的を忘れつつあった・・。
まあ、普通の吊り橋。
高さも大した事ないけど、下の水が何しろ洪水の水みたいに流れが早く量がすごいのでビビリのワシは適当に写真を数枚とってさっさと退散。
F1.4 1/1600
ああ、いいわ〜こういう写真を撮ってる方がやっぱりおちつくわ〜w
F2.8 1/640
F8 1/80
いよ!これぞカナダ!といった景色ですな。ダウンタウンの近くよりちょっと北欧っぽい景色だねーとクマさんに言ったら、ちょっとどころじゃなく北欧そのものの景色だそうだ。
ISO200        F5.6 1/320
これらの池から蚊が大量に湧いてくるんだと思うが・・。 
ほかにも至る所に干上がった前池/沼のような泥沼がある。
ISO200        F5.6 1/125
F5.6 1/100
ううむ。風景写真は難しい。

結局、ブランディーワイン滝入り口から適当に歩いて、吊り橋を見て帰りはまた適当に別の道を帰ってくるコースで約10Km5時間ぐらいかかりました。ゆっくり写真を撮りながらだといつもこんな感じ。心配だったD800先生を運んだ体は、当日は大丈夫だったけど家に帰ってからしばらく背中痛・・・。やっぱりいきなり首から1kgをかけると腰に来ますな。もう少し鍛えないと思いレンズは無理かも。

今回は全体的に現像をちょっとがんばってみました。というか、元々の画像がパラメーターをきちんと調節してやらないと目も当てられないような色調ばっかりだったので、やらざるを得ず・・。緑色がねー、そのままだとすごく黄色いんだよね〜。あと空の色がちょっと変なんだよねー。天気がいいとシャドウとハイライトをちゃんと調節しないとコンデジの写真みたいになって出てくるし・・。

でもちょっとこのカメラの癖が分かってきたかも。
見返してみると、結構きれいな色が出せつつあるのじゃないかとおもいます。(数枚めんどくさくなってほぼ調節しなかった写真があるんだけど、見直すと分かるw)
後はやっぱり、レンズだよなー。
誰がカナダの大自然に行くのに50mm持っていくかよ。