やっと来たNikonD800と共に憧れのニコ爺生活。写真撮ったり、北米語とイギリス英語の違いついて考察したり、デザインについて考えたり、外国生活について問答したり。それぞれの比重はそのときに興味あるものによって変化します。まあ、ちょっとマニアな話が多い。

2012/08/08

【バンクーバー便り】レーニアというさくらんぼでさくらんぼ天国

2012/08/08
このエントリーをはてなブックマークに追加
わしは好きな果物を1つ上げるとすればさくらんぼという程、サクランボが好きである。まあ、メロンと桃となしとぶどうと柿とあまおうも好きなんだけど・・・。
バンクーバーのあるわがブリティッシュコロンビア州は、アメリカのワシントン州とかの北の方の州と並んで、サクランボの一大産地だそうだ。
先日ふらっとグランビルアイランドのマーケットに寄ってみたら、さくらんぼが大量に売られていた。日本ではさくらんぼといったら6月頃出回って、7月にはもう下火な感じだけど、カナダ産のさくらんぼの最盛期は7月みたい。どっちにしろ、日本でも有名どころは山形だし、さくらんぼは寒い所の方が栽培に向いてるんですかね?

で。話戻ると、スーパーなんかだと6月頃からアメリカンチェリーはよく見かけてたんだが、これはカナダ産より早く出回るUSA産だった。ところがグランビルアイランドで見かけたさくらんぼは軸がまだ緑でいかにも採れたてという感じ。粒も大きいしめちゃくちゃおいしそうで、予定もなかったのに思わず1キロも購入。この辺だとオカナガンというBCの隣の州で盛んに栽培されているらしく、この新鮮さにも納得。

そしてようやくタイトルにあるレーニアというさくらんぼについて話は移るが、Ranierって書いてあったからてっきりラニエールっていう品種なのかと思ってたけど、日本ではレーニアって呼ばれてるんですね。レニアーの方が音的には近いような気がするけど・・。
そんで、レーニアとはなんじゃいということなんですが、写真の真ん中にある佐藤錦みたいな赤いさくらんぼです。日本ではあんまり見かける事はないけど、北米だからといってアメリカンチェリーしかないわけではなく、実はこの赤いさくらんぼも存在します。私見ですが、赤い方は黒い方の2倍ぐらい痛みが早く、しかもその痛みも目立ちやすいので日本に輸出しにくいんじゃないかな?

味はどっちがおいしいかっていったら、そりゃダンナ、もちろん赤い方ですよ。佐藤錦をもう少し大味にした感じだけど、粒がでっかいので(アメリカンチェリーの大粒の物と同じぐらい)食べ出があるしジューシー。日本のさくらんぼが繊細なら、こっちは肉感で勝負って感じです。はっきりいって、うまい。実はこのさくらんぼNZでも見かけていて存在は知っていたので、いつでもどこでも赤い方があったら常に大量買いして貪りまくっていた訳だけど、オカナガン産のレーニアは格別!やっぱり鮮度が高い方がおいしいんでしょうね。 ちなみにアメリカンチェリーの方も日本で食べる輸入品とは違って、グランビルマーケットで手に入れた方は木で完熟させたんだろうなという味がしました。スーパーのUSA産のさくらんぼと違ってガリガリしないんです。しかも最盛期だと1lb/500gで$3.99という安さ!

そして後日さらにさくらんぼを2キロ買い足し、主食にする勢いで毎日さくらんぼ天国。バンクーバーがこんなにさくらんぼ天国とは知らなかったぜ。レーニアはまだあと1回ぐらいは挑戦出来るかな?もう8月だから無理かなー。7月にこちらへあそびに来る人はぜひグランビルアイランドでさくらんぼ買ってみてください。