やっと来たNikonD800と共に憧れのニコ爺生活。写真撮ったり、北米語とイギリス英語の違いついて考察したり、デザインについて考えたり、外国生活について問答したり。それぞれの比重はそのときに興味あるものによって変化します。まあ、ちょっとマニアな話が多い。

2012/03/18

履ける靴があったよ!!!!〜スニーカー・アウトドア・後編〜【幅狭靴探索放浪記】

2012/03/18
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前後編でお送りする、幅狭足のためのアウトドアスニーカーハント記です。
靴の写真なんで、あんまり大きく掲載してないのですが、オリジナルはいつもと同じサイズなので、拡大したい方はクリックしてください。
右からニューバランス、メレル、パトリック。用途の違いもあるので一概には形で評価できませんが、ニューバランスの靴が一番人間の足の形に沿っているような感じがするんだけどどうだろう・・・?同様に、わたくしの装着快適指数は右が高く、左が一番低いです。
というか、残念ながらパトリックのこのタイプは自分には合いませんでした。前ぎゅうぎゅうかかとぱかぱかの典型的な靴です。 同じ木型を使っていても布製の靴の方は、まあ、どうにか履けているんですが、伸縮性のない合皮の素材が裏目に出た模様。

ニューバランス見てからパトリックを見ると、カバーかけた草履のようだぜ・・・。
あ、でも新品の靴と履いた事のある靴を比べたらパトリックがかわいそうか・・。


横から見ると3者共に厚みはかなり薄い模様。(ソールの厚みは除外)
ここに残っている靴が既に幅狭カテゴリーの靴なので、薄さが分かりにくいですが、普通の靴はもっと甲の高さ(容積)があります。
特筆すべき事だと思うのは、ニューバランスのかかと(履き口)の小ささかな?
新品なこと、ランニング用の靴なのでかなり分厚いパディングがしてあるという事を抜きにしても、手を突っ込んでみて、そもそものかかと部分の容積がパトリックの靴より断然小さい。しかも、かかとの後ろ部分にスペースがほとんど取っていないため(絶壁状態)、サイズ合ってるはずなのに指があたる、という現象がまったくない。というか、むしろ指の辺りは余裕がある。この写真のパトリックはもう前滑りしてしてしょうがないのですが、左の幅が自分の正しいかかとサイズだとしたら、やっぱり右の大きさじゃ止まらないよな。と納得。(あと今気づいたけど、横から見るとかかとがすごく前のめってて、足を奥に押しこめてくる悪循環構造になってますね。ゴムかかとのバレーシューズと一緒だ(;;))

かねまつのオーダー靴を履いたときもそうだったけど、本物の幅狭靴はかかとの大きさが段違いで小さい。
3つを比べるとニューバランスがダントツで細く、パトリックは足先の部分の薄さに比べるとかかとの作りがでかい。メレルはその中間。メレルはかかと内部に結構余裕がある作りなので、これからどうやって詰め物をするか考えないと・・・。

ちなみに家に帰って調べたら、ニューバランスのBは一番狭い幅ではなく、さらに下のAがある模様。私はスニーカーは分厚い靴下履いて履くのでBでも大丈夫そうかな?と思った。機会があればAも試してみようと思ってますが。何よりもうれしいのが、Bで大丈夫なら、デザインを選ぶということが可能になるのだ!AとBじゃラインナップに雲泥の差があるし。

残念ながら日本ニューバランスではウィズのバリエーションがなく、EE固定みたいだけど・・・。ニューバランスのホームページでは

A   Narrow
B   Standard
D   Wide
EE Extra Wide

となっているんだけど、EEのみの品揃えってなんかおかしくねぇかい?
まあ、こっちでもBがスタンダード表記の割に直営店以外ではD=Wide表記の靴しか置いてないけどね。彼らの基準ではオラの足はちょっと薄いスタンダードの足でねえか!
まあ、これはニューバランスに限った話ではなく、ワイド幅しか日本に入れないのは他のブランドもやってるけどね・・・。

というわけで、普通のスニーカーすらも履けない程の極度の幅狭足の皆さん、ニューバランスのNarrowウィズ靴お勧めです。日本からだと個人輸入か旅行に行ったときに購入になると思いますが、そこまでする価値がある程履き心地が違います。
直営店にならナローの取り揃えあるそうなので機会のあるときにぜひ行ってみてください。(ニューバランスの回し者のようになってしまった)