やっと来たNikonD800と共に憧れのニコ爺生活。写真撮ったり、北米語とイギリス英語の違いついて考察したり、デザインについて考えたり、外国生活について問答したり。それぞれの比重はそのときに興味あるものによって変化します。まあ、ちょっとマニアな話が多い。

2012/07/28

【D800先生と修行の旅】シャッタースピードってどうやってかえるの?

2012/07/28
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何を買っても説明書っていうのは基本的に読む事がないタイプなんで、D800先生が家にきて以来読もうともしなかったんだが、さすがにいろいろと分からない事があり、特にシャッタースピード優先にできなくて発狂しそうになった事件の後、仕方ないのでちゃんと目を通してみた。ただでさえおっくうなこの作業、説明書、英語なんだよなあ・・・。
F8.0 1/500
そしたら以前書いたピクコンの設定、手違いでシャープとコントラストがオートになっていた事に気づく。ガ━━Σ(゚Д゚|||)━━ン!!
全く立体感のない写真の例。特に花の重なりが酷い
どーりでどうも、写真によっては明らかにエッジが処理されているものが散見されたり、距離感のあるものの重なりのはずなのにのっぺりと、前後関係が不明でまったく立体感がない 写真が結構あった訳だ。シャープは現像のときに必要ならかければいいと思っているのでゼロにして、コントラストは写真によってはちょっと足りないものもあるなーと思っていたので、とりあえず初期値に戻して様子見。


さらに、アクティブDライティングなるものも、勝手に画像をいじってのっぺり画像の元に貢献している気がするので一旦OFF。 ノイズリダクションも最初からLowにしていたけど、様子見のためOFF。この設定ではまだ試し撮りし貸してないけど、画像エンジンによって消されてしまっていた細かなディティールがよりきれいに残るっぽい。これで画像エンジンが色々やらかす前の真の意味でのRaw画像に手を入れる事ができるはず。

RAWで撮影した場合、ピクコンとかアクティブDライティングの設定は純正現像ソフト以外には持ち越されないそうです。 ガ━━Σ(゚Д゚|||)━━ン!!
アホっぷりを披露してしまって申し訳ない。ということはこの日の撮影からようやくraw撮影を始めたので上の設定は無駄骨っていうか、見当違いだった訳だな。以前のJPGで撮影した分はピクコンの設定が反映されているそうです。

後は前回AEロックボタンに指が届かぬ、死ぬるってかいたけど、これは代替えがない(;;)みたいなので(Fnボタンは水平器?に割り当てたい)、指がつりそうになりながらもそこまで伸ばさないと無理っぽい。幸い、押しっぱなしでなくても一回押せば後は指離してもオッケー設定があったので、それでやっていくしかあるめい。
ISO 360  F2.8  1/5000
歩いてたら時期的に噴水が非常に魅力的に見えたので、今までだったら避けがちな主題だけど、晴れてるしオッシャいっちょ挑戦してみるかと、カメラを構える。今までぐだぐだで写真を撮ってきたとはいえ、一応動きものを撮る時はシャッタースピードをなんとかしないといけない事ぐらいは知っておる。ので、モードを変更・・・と・・・

なんだ!Sにしても点滅してるだけで数値が変わらないじゃないか!
前にも後ろにも付いてるゼンマイで変更するんじゃないのか!?二つも付いているくせに役立たずなやつめ!あんまり子供が遊んでる噴水の前で立ち止まってもぢもぢしていたら、変な人と間違えられるじゃないか!

じつは。マニュアルフォーカスのCPUなしレンズを使用の場合、A(アドバンスドw)とM(マニアックモードw)しか使えないらしい。P(プロフェッショナルw)とS(これの変則名知りません!知っている人教えて!) シャッタースピードがいじれなかったのもこれのせいだった。しかたないのでおそるおそるMモードに切り替え・・・と思いつつ、じつはもう絞りを手動できこきこやっているので、あとはSSいじるだけで普通に写真を撮る事が出来た。そして撮れたのが上の写真。(結局1つ目の噴水から立ち去るまでにシャッタースピードを変更する事敵わず)

いや、写真自体はしょぼいしトリミングバリバリなんだが、シャッタースピード優先てなんだか敷居が高い気がして今まで挑戦した事なかったんだけど、ディスプレイに表示された「いかにも一瞬を捉えたっぽいプロっぽい写真、つーかこれ一眼レフじゃないと撮れないよね?」 的な写真の上がりを見てちょっと感動。
ISO 400  F5.6 1/1000
走ってる子供がブレないできちんと止まってる感じとか、おぉ!今までとは違うぞという新境地の発見というか。今までのカメラだと、

1、シャッター切れるのが遅過ぎて、狙ったときにシャッター押すのがそもそも無理
2、光量が足りなくて真っ暗

そんな感じでしたので、シャッタースピードを速めに固定して撮るだけで、きちんときれいな写真が撮れたこと自体が新鮮な驚きでしたw オートISOとはすごいもので、シャッタースピード1/8000とかにして撮っても、ちゃんと光の量に合わせて上げたり下げたりしてくれるんですね〜。明るさの問題さえクリア出来るのなら、シャッタースピードを速める分には手ぶれの心配がないから、却ってこれからはもっと気軽にトライ出来るのかもしれないな。
ISO 1100  F2.8  1/8000

自分用のメモのために書いておくと、動きを止めたい場合

人 ・・・・1/250
走ってる人 ・・・1/500
車 ・・・1/1000

噴水の水 ・・・ 1/1600
扇風機 ・・・1/2000
イルカとか馬の跳躍 ・・・1/2500

という事でした。
動きが止められるようになると写真がぐっとプロっぽくなるから、がんばって練習しよう。

上の噴水の写真は目安も何も分からなかったので、一番早いシャッタースピードを適当に選んで撮影したんだけど、ここまで早いシャッタースピードは動きを止める目的ではあんまり使われないらしい。では何のためにあるのかと思って調べたらおもしろいエントリーがあった。
1/8000秒の存在理由
うーん、奥が深いなあ。
F5.6 1/500
F1.4 1/1600
もう飽きたと言われるかもしれませんがw
練習の甲斐あり、最近は1.4できちんと狙った所にピントを合わせる事が出来るようになってきました。
あじさいのガクの真ん中の丸い所みたいに全体より面積が小さいある一点に
フォーカスを合わせるのは本当に難しい・・・!!
やっぱりプラナー50の特性としてピントがふわっと合うらしく、これでピントは合ってるんだと思う・・
F1.4 1/1250
以前の荒っぽいピント合わせから比べるとかなり丁寧にピントを合わせられるようになっているはず!!
横から差している光が強過ぎて、ハイライト部が飛び気味なのがいやなんだけど、
こういう時こそDライティングを駆使すればいいのか?
F1.4 1/400
こういう不思議な画がすきです
F1.4 1/400
これは今回一番うまく出来たと思うもの。しかし左下にコバエが止まっているのが非常に残念だ。
F2 1/3200
なにげに撮ったこの写真、ディスプレーで見たらすげーとうなってしまった。
F5.6 1/640
F5.6 1/1000
やっと遠景の建物がぶれないで撮れるようになってきた。