やっと来たNikonD800と共に憧れのニコ爺生活。写真撮ったり、北米語とイギリス英語の違いついて考察したり、デザインについて考えたり、外国生活について問答したり。それぞれの比重はそのときに興味あるものによって変化します。まあ、ちょっとマニアな話が多い。

2012/07/26

【D800先生と修行の旅】ハイドランジアとか呼ばれているあじさいを撮る

2012/07/26
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バンクーバーは盛夏でも20度越えたら暑いという気候かつ、夏でも結構雨が降るみたいなので、今あじさいが真っ盛りです。天気が良くない日は日本の梅雨にそっくりだもんな〜
どうでもいいけど、最近はあじさいがなぜか日本でもハイドランジアとかいってオサレな花屋で売られている傾向はどうにかならんのだろうか。あじさいはあじさいだろうが。バラをローズっていうか? (いうか。)

さて、このあじさい。以前に青い蘭のエントリーでもかいたんですが(あ、かいてないみたい・・・)書いてないようなので今書くと、デジカメで青紫の花の色の再現性って結構難しいらしく、安いカメラで撮るとちゃんと写らない事が多いです。なので、青い蘭のページに載っている写真の花は本当は↓のような青みがかったきれいな紫だったんですが、写真では紫が強く出過ぎてなんだか別物になっている。(まあ撮ったの5年以上前のKissなんでしょうがない)

翻ってわがD800先生ですが、やってくれました。さすが先生。青の深みはさすがフルフレームと言った所でしょうか。 これがあじさいの青ですよね〜

今回はJPG撮って出しではなくRawからきちんと現像した写真をお送りします。あと、ピクコンのせいか知らないけど、自分の設定だと明るく撮れがちなので露出を常に-0.3しています。
F1.4 1/500
ツアイスプラナー50さんの癖を色々調べてみると、開放から2ぐらいまではフレアがかかったようになってあんまりシャープな描写にはならないらしい。でもわたしはこのもあーーーーっとした雰囲気が何とも好きでついつい1.4で撮ってしまう。家に帰ってから見ると、フレアなのかピントが合ってないのかそれとも手ぶれのせいなのか判別が難しいのが難点なんだけど(汗)
F2.8 1/125
自分用の習作。
2.8まで絞るとまるで違うレンズを使ったかのようにぴしっとしてメリハリが利いてくる。
(拡大しないと分からない違いなので見たい方は画像をクリックしてください)
F2 1/250
2だとまだ結構もやもやしているから、F2と2.8の間が境界線なのだろうな。
けどわたしは2.8の花びらの細胞が全部見えるような描写より、こっちの柔らかな感じの方が好き。
F2.8 1/160
上に同じ
F2 1/400
上に同じ
F2 1/400
なんか微妙にどこにもフォーカスが来ていない感じで失敗作
主題がないんだな
あじさいを撮るにあたって、今回はちゃんとホワイトバランスをオートから曇りに移す余裕があったので、現像時パラメーターをいじる事なく余裕で見たままの色再現。すげぇ。これからはちゃんとホワイトバランスいじろう・・。
ISO400  F8  1/100
これもシャッタースピードの遅さに気づいてISOを上げて取り直しが出来た。シャッタースピードが2桁になると手ぶれを起こしてる事が多いっぽい。昼間でこんなに晴れてても被写体が暗く絞ってるとSSに気を配らなければならないのだな。でもそのおかげでやっとパンフォーカスで納得いく写真が撮れた気がする。
以上、ピンぼけ手ぶれ撲滅週間途中でのリポートでした。D800先生はこちらの要望があればあるだけきちんと答えてくれるので、本当にスルメの様に長期間に渡って楽しめそうです。そのかわり、考えなしにボタン押すだけだとiphoneで撮った写真より酷いものが出来上がりますけどね。