やっと来たNikonD800と共に憧れのニコ爺生活。写真撮ったり、北米語とイギリス英語の違いついて考察したり、デザインについて考えたり、外国生活について問答したり。それぞれの比重はそのときに興味あるものによって変化します。まあ、ちょっとマニアな話が多い。

2012/07/30

【D800先生と修行の旅】初めて花火をまともに撮影してみる

2012/07/30
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今月は10回以上も更新出来たのかー、結構がんばったな。
写真撮るまでなら結構サクサク行くんだけど、そのあとに撮影データを添付しながら記事を書くのが結構地味にめんどくさいんですよねw

バンクーバーダウンタウンでは毎年この季節にイングリッシュベイで花火大会をやっているそうで、あんまり気合いを入れない程度に鑑賞してきました。 (いい席をゲットしようと思ったら日本と同じく半日席取りとかそんな感じらしい)
花火大会はいろいろな国で見てきたが、日本の祭りに敵うものなどないと(雰囲気と気候も含めて)個人的に思っているので、今回は鑑賞というよりも新調したカメラを試してみるいい機会でした。

しかし緯度の高いバンクーバー。ここに書いたように今は日の入りが9PM付近なので、この花火大会10時開始・・・。始まるまでに疲れてしまうよ・・。
ISO 3600  F2.8  1/80
ピントと露出の調整だけ事前にして、あとはD800先生におまかせ。
レンズはいつものツアイスさん、三脚はないので手持ち。トリミングなし。
等倍で見るとさすがにノイズがすごいんだけど、縮小をかけた状態だとこんなにきれいに見えます。ノイズリダクションをオンにしていたので、画像エンジンによるいたずら処理によって陰影が平坦になってしまったり、フォトショップしたような変なエッジがもっと出るかと思ったけど、以外に自然に仕上がっておりあんまり不自然さは感じない。唯一ちょっと変かなと思う橋架のライトと赤い海の境界線は、多分被写界深度の問題で橋までフォーカスを合わせる事が出来なかったから出てきた不自然さだとおもう。

ISO 6400  F2.8  1/125
基本的に海外の花火大会って、ぽーん、ぽーんと単調に花火があがっていくだけで、変化も調子の良さもなく、日本の六尺玉?とか腹にまで音が響き渡るような巨大な花火もなく、ドラえもんもポケモンもハートもなくすぐ飽きるので、ちょっと設定をいじって写真がどう変化するのか試してみる。所詮ファイヤワークスですから・・。

先生設定のシャッタースピード1/80だとなんか心もとない感じがしたので、ちょっと上げてみる。こっちの設定の方が花火がピカッとする一瞬のきらめきが捉えられている模様。(水面に反射する花火の色とか) あと、偶然だけど画面が暗くなったおかげで周囲のライトが押さえられてより花火のきらめきが目立つようになったかも。
ISO 6400  F2.8  1/125
同じような明るさの所で、同じような被写体を撮ると各種設定が一定なのが地味ながらすげー。
写真て光と時間の方程式なんだなーと再確認させられます。
ISO 6400  F2.8  1/125
当然これらの写真は連射してとって一番マシだったのを選んでいます。が、そこはD800先生。連射も今までのノッサリもっさりとは全然違う。この暗さでもサクサクシャッターを切っていくかっこ良いその勇士に、隣でライブビュー使って写真撮ってたおっさんがびっくりしてガン見してたよ。わるいね、やる気がない出で立ちなのにサクサク撮影しちゃって(てへぺろ)
ISO 6400  F1.4  1/125
実験で1.4で撮ってみたら全然ダメだった。
拡大するとピンぼけというよりかは、例のプラナーさんの開放フレアで光の玉が変に太っているっぽい。個人的にはこのもわっとした画面もすきなんだけど、縮小をかけるとただ単に全体的にピンぼけの写真のように見えてしまうのが悲しい(;;)
ISO 6400  F1.4  1/125
これも開放なんだけど、柳型花火の為かもわっとした光がわかりにくく
そんなにピンぼけっぽく見えない。
ISO 2200  F1.4  1/125
ちゃんと花火にピント来てるんだけどね・・・。
というわけでF1.4で撮った写真は失敗に終わりましたw
まあ最初から実験のつもりだったし・・・。しかし花火はファインダーから目を離してると撮り逃すし、暗いしマニュアルフォーカスだし、カメラは手持ちだし、結構拷問な30分でしたw それでもこんな貧弱な装備で結構モノになる写真がいくつか撮れたのはびっくり。カメラ変えただけでこんなにうまくなったかのような写真が撮れるなんてwww
参考作品
今までのカメラ(Kissさん)で我が輩の技量で撮る事の出来た花火
恥ずかしいので小サムネール