やっと来たNikonD800と共に憧れのニコ爺生活。写真撮ったり、北米語とイギリス英語の違いついて考察したり、デザインについて考えたり、外国生活について問答したり。それぞれの比重はそのときに興味あるものによって変化します。まあ、ちょっとマニアな話が多い。

2012/03/25

久しぶりに週末晴れたため、ガッツリ写真撮りの練習をする

2012/03/25
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今週はデルタというバンクーバーから30分ぐらい南に行ったところに行ってきました。その名の通り山から流れてきた川が海に注ぐ三角州地帯であり、山がすぐそばに迫るノースバンクーバーとは違い、見渡す限り平地が続く土地となっています。そこの一角、バンクーバー空港のすぐ近くにGeorge C. Reifel Bird Sanctuary‎という、渡り鳥のサンクチュアリーがあります。冬場にはスノーアウルという、ハリーポッターに出てくるような真っ白いフクロウが越冬に来るので有名だそうです。

そんな話を聞いてから、ずっと行きたかったんだけど、足がなかったり雨しか降ってなかったりして、冬の間はなかなか行く機会がなかったんですよね〜。しかし先週末の時点ではいた。という目撃談を友人から聞いて、それならばまだいるかもしれない・・・ということで出かけてみました。

・・・けど、先に結論から言っておくと、白い鳥はいなかった・・。(涙)
まだデルタにはいるけど、ここにはいなかったみたい。
まあいいや、バードサンクチュアリー行くの初めてだったし。湿地帯の写真撮るのおもしろかったから。
50mm, F11, 1/30, ISO100
そんなわけで今週も写真撮影の練習をしました。こんなポンコツカメラでは、もともと動く物を撮るのはあきらめていた訳だが、一応こんなにきれいに撮れててびっくりした。
50mm, F8, 1/3200, ISO100
イーグルが頭の上をぐるぐるしていたので、撮れるわけねーと思いながら適当にシャッター押したらちゃんと入ってた。感激。
50mm, F4, 1/640, ISO100
この鴨が大量にいて、入場料と引き換えに餌がもらえる物だから、ガーガーついてくるし肥えまくってるし、バードサンクチュアリーとしては微妙な感じ・・・。北米のカモは色がきれいですね。日本のよりもヨーロッパのよりもずっと緑が鮮やかな気がする。
50mm, F5.6, 1/640, ISO100
ツル。日本のタンチョウヅルとは違ってなんか体が薄汚れた色・・・(笑)全く人を恐れず、それどころかガンつけられたよ。

50mm, F8, 1/400, ISO100
中の様子はこんなかんじ。
デルタという名前にふさわしく、ひたすら湿地帯が広がっています。
まだこちらは早早春という感じなので、一面茶色で枯れてるけど、芽吹いたらきれいそう。
50mm, F11, 1/125, ISO100
遠くに見える山がバンクーバーより北にある山々です。
こっから急に写真の話になるんだけど、前回風景でF8だと絞り具合が足りなかったので、今回もう一段絞った写真も撮ってみました。確かに、隅々までよりかっちりさが増した感じ。晴れの日の風景はこのぐらい絞った方がいいという事だね。うん。
50mm, F11, 1/400, ISO100
いろいろリサーチをして知ったけど、青空っていうのは実はかなり再現が難しい題材らしい。カメラの性能がもろに試されるからだそうだ。確かにこの写真は今回は木を犠牲にして空の色を再現しました。おかげで空の青さと空気遠近法のお手本のような山の重なり色は出せたけど、手前の木は真っ黒だ。
50mm, F11, 1/320, ISO100
 こっちは逆に空の色を捨てて光に輝く池の色を救出。
50mm, F11, 1/160, ISO100
50mm, F8, 1/640, ISO100
この写真はF8とF11両方で撮ったけど、F11だと全ての葦が均等に目に入ってきて気持ち悪い感じだったので微妙にボケるF8の方を採用。ランドスケープで画面真ん中辺りに水平線が来るような風景写真の場合F8辺りで撮っておけばいいのだと学習。でもこれもレンズの焦点距離が変われば影響を受けるのかな?
50mm, F2.5, 1/2000, ISO100
前回植物を撮るのにF1.8開放でやったら、被写界深度が浅過ぎていまいちだったので、開放からちょい絞りぐらいで撮ってみる。うん、やっぱりこのぐらいピントが合ってる方が安心感があるな。
50mm, F4, 1/1000, ISO100
こちらも同様に、桜の写真の接写とかでよく使われていたF4近辺の絞りで撮ってみる。ウンこれだ。完璧なオヤジ写真である。
50mm, F4, 1/800, ISO100
こちらも同様に。
似たような作例の撮影時の値を覚えておくのって、すごく参考になりますな。いままで開放かそうじゃないかぐらいしか考えて撮った事なかったけど、絞りはピントを合わせたいと思う範囲の距離と関係があるんだな。自動モードだと撮った写真の反省会なんかした事なかったけど、こうやってあとで一枚一枚現像しながら反省会やると、どこが悪かったか、どうしたいか、そのためにはどうすればいいのかが一目瞭然。
50mm, F5.6, 1/100, ISO100
これは失敗作。後ピンになっておる。光が当たっている所にピントが来ないとダメじゃんね〜。それ以外はいい感じなだけに残念だ。練習あるのみ。
やばい、写真撮影おもしれー