やっと来たNikonD800と共に憧れのニコ爺生活。写真撮ったり、北米語とイギリス英語の違いついて考察したり、デザインについて考えたり、外国生活について問答したり。それぞれの比重はそのときに興味あるものによって変化します。まあ、ちょっとマニアな話が多い。

2013/10/31

新しいレンズさん

2013/10/31
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新しいレンズ買ったという投稿から早半年・・・。
更新が滞り始めてから1年とちょっと・・・。
もはや常連さんも存在しないと思うのでまあいいや・・・。
やっとブログでも再会しようかなという気になれたので、また始めようと思います。以前のように有り余る時間がある訳ではないので、あんまり頻繁には更新できないと思うけど・・・。

前回↓ヒントだけ出して放置してたレンズ、
正解はツァイスのDistagon 25mm F2でした〜〜。
やっぱり広い国に住んでると、広角が欲しくていろいろ迷ったんですがやっぱり最終的にはツァイスに落ち着いちゃった。Nikkorの28mmF1.8は一回決断までして、店に買いに行ったんだけどね、売り切れで縁がなかった。
そして広角を手に入れてみると、まあ、風景は普通にがんばって撮ればいいとして、なかなか25mmというワイドさを生かす写真を撮るのが難しい。なにげに風景もいいカメラ&レンズだとちゃんと三脚おいてフレーミングとピントをきちんと正確にやらないと、家に帰って見返してみてもなんだかただただ雑な写真になりがちだし・・・。
同じツァイスの25mm F2.8の方途も迷ったんだけど(安いし軽いし)、市場の評価通り素人目に見てもくせ者レンズっぽかったので、新しく発売された方のF2にしました。あとちなみに、ツァイスの28mmとも迷ったんだけど、広角が欲しかったので広い方がいいかな?という単純な理由で25mmにしました。そしていまのところ、撮影のあとにトリミングし直すことが多いので、3ミリの差を生かしきれてない気がします。(汗)

残念ながらまだワイドレンズを生かせるような景色のあるところに撮影に行けてないんだけど、今まで撮った中でまあまあこのレンズを生かせているとおもう写真をアップします。
F20 1/100
まだちょっとこのレンズの被写界深度と絞りの関係勉強中です。こんなに絞らなくても良かったかも。
F4 1/500

F2 1/640
F5.6 1/1600
このレンズがうちに来たのは・・・2013年のはじめぐらい?なんだけど、その頃は写真撮影どころじゃなくて実はまだあんまり使いこなせていません。広角でも開放にすると結構ピントが浅くて人物なんかだと合わせるの大変だし。メカのことはよくわからないただのカメラおたくなのであんまりマニアックな数値とかには興味ないんだけど、何気なく撮った植物の写真が広角なのに葉脈が見えるとか、1メートル以上離れた人物の服のボタンのエッチングが読めるとか、そういうことでこのレンズがすごいという感想の裏付けにできるかな?

心配した重さも、まあ、なんとか、腕を鍛えれば・・・。ってぐらいですかね。
D800がもろもろ含めて約1キロなのでレンズ600gまでは自分でも持ち歩けるってことが分かってよかったです。ただ当然ピント合わせマニュアルなのであんまりシビアなピント合わせだと腕がぷるぷるしてきます。 2キロぐらいまで大丈夫なように体を鍛えれば、もっとレンズの選択肢が広がるか・・・。

予想外だった、というか、ちょっと困ったなと思うのは、子供を撮るとちょっとゆがみが気になること。大人の顔なんていくら歪んでも別にかまわんのだが(笑)赤ちゃんぐらい撮影対象が小さいと、寄って撮ったときにワイドレンズ特有のゆがみが割と顕著に出て子の顔がかわいくなくなるのがちょっと困る。まあ寄らないでよい構図で撮ればいいんだけど。このレンズを買ったときにはまだ子供がいなくて、うおーーーーーーーーーーー風景をもっと自由に撮りてーーーーーーーーーーという動機で選んだのでしかたあるめい。
だからいま今度は35mmが欲しくなってるというのはまた別のお話。

D800と組み合わせると、プラナー50mmよりも青系にちょっと振れた色味になるので、緑を撮るのにすごく良い感じ。色味はプラナーよりもディスタゴンの方が好きかも。開放で撮るとかなり周辺減光?の影響が出ますが、よく巷でいわれる「空気までも写し取る(だっけ?)ツァイス」の名の通り、空気感をすごく感じる写真になります。思うに絵画の空気遠近法を思わせるようなボケの仕方をするからではないかと。

毎年秋はなぜか体調が悪くて、なかなかブログに紅葉の写真をアップすることができなかったんだけど、今年は3度目の正直、すこしいい写真を撮ることができたので、もうそろそろ紅葉も見納めのバンクーバーからちょいちょいとアップして行きたいと思います。