やっと来たNikonD800と共に憧れのニコ爺生活。写真撮ったり、北米語とイギリス英語の違いついて考察したり、デザインについて考えたり、外国生活について問答したり。それぞれの比重はそのときに興味あるものによって変化します。まあ、ちょっとマニアな話が多い。

2012/02/03

英語-本/映画/DVDレビュー: Sherlock シャーロック

2012/02/03
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最近レビューが続いていますが、それは外が雨ばっかりで時間を持て余して、いろいろ本読んだりDVD見たりしているからです。でもだんだんリスニングの感覚が前のように戻ってきたから、効果は出ているものと思いたい。
Sherlock Season One
我が家はNetflixというインターネットで色々なTVシリーズとか映画とかが見られるサービスを契約しているのですが、その中にシャーロックもありました。シャーロック・ホームズを題材にした映像作品はもうそれこそ色々あると思いますが、これはBBC製作、“Sherlock”で最新のシャーロックインスパイア作品です。2011年にBAFTA(イギリスのアカデミー賞)をとったらしい。元々原作好きなので、これはどーかなー。。。と思いながら見たら大ヒット、まだシーズン1しか見ていませんが、早く2が見たくて仕方ない!!


ヤバいでしょこの完成度・・・!!映像最高、見てて飽きないスピード感、原作の設定を生かしつつも見事に現在にフィットするキャラクター作り。第一話は原作の緋色の研究をベースにしているので、大筋が全部わかっていたのですがそれでもワクワクするストーリーの運び方は圧巻。

シャーロックもワトソンもキャラクターが、原作とは違うけれども原作のファンも裏切らないという最高の肉付けがされているので、彼らを知ってる人も知らない人も存分に楽しめると思います。

スピーディーに切り替わる映像を見ていると、正に今のロンドンを切り取っているような、メトロポリタンシティーとしてのロンドンを非常に上手く映像化していると思う。

英語は医学用語が出てきたり、シャーロックのキャラクターが超早口だったりするので、サブタイトル付けないと厳しいんですが、これ見終わったら耳がちょっと良くなった気がした・・・(笑)

イギリスはいい俳優がいっぱいいるなー。イギリスの俳優は、1に演技力2に個性3、4がなくて5に見た目ってかんじだから、見ていてほんとうに楽しい。やっぱりシェークスピアの国ですよね。これだけの良質の作品がテレビで放映されるなんて羨ましいですね。(住んでいた頃はそんな心の余裕はなかったけどね、フフフ・・・) イギリスなんて日本の半分しか人口がいないのに、それでもやっぱり作ったコンテンツを世界中に売れる強みがあるから、これだけの初期投資ができるんでしょうね。ヨーロッパ中の才能が集まってくるからこその脚本力、映像力もあるし。

しかし私が今いる国は北米。ハリウッドのお膝元で、BBC製作のドラマばっかり見ているとは口が裂けても言えないのだ・・・。肩身の狭いワシ。


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