さて。表題の心温まる話ですが、いつも毒吐いてても飽きてくるので本ブログはいいことも同時に記録に残していくことにしました。タグポリアンナでお探しください。
先日いつものように散歩兼買い物を兼ねてWest Endの方へ向かって歩いていました。West Endは目抜き通り以外は閑静な住宅地なので、そちらへ向かう道にあまり歩行者はみかけません。時刻は夕暮れ、ちょうど上の写真を撮った辺りです。わしがふらふらしていると、突然中年の夫婦に話しかけられました。
中国語で。
当然、わし「スマヌ、わしは中国人ではない。」
向こう怯まず中国語攻撃。
どうやら、どこかの通りを探しているらしい。
わしは、最近ようやく大通り2〜3本の通り名は覚えたものの、それ以外は全く見当もつかない。
わし「スマヌ、分からぬ」
向こうなおも中国語の嵐。どうやら英語が全くわからないようだ。
わし、しょうがないので、この道を真っすぐ行ってDenman Stに一回出たほうがいいよというが、伝わったかどうか・・・。しかしジェスチャーでまっすぐまっすぐと言っているのはわかったらしい。
中国人らしく、ありがとうも、ニコリもしない。
特に男のほうはかなりの仏頂面だ。
ケッ、中国人めありがとうぐらい言いやがれ。。。と思い、わしは先に進む。
そして実はわしもDenman Stに用があったので、なんだか一緒に歩く感じに・・・。
途中2回ほど分かれ道があって、奥さんのほうが右?左?と聞いてくる、指差しで右右っと教えてあげる。この辺から奥さんはちょっと笑顔が出てきた。
そしてさらに歩くこと10分ほど・・・。
実はDenman Stに出たほうがいいよって言ったのは、そこへ行けばツーリスト用の看板かなんかがあるだろうと思っていったんだけど、そういえば、あのへんにフリーの旅行者用マップがあったことを思い出す。後ろを向いたら中国人夫婦はまだついてきているみたいだったので、マップをとって渡す。
さすがに、言葉わかんなくてもMAPって書いてあるものを渡せば、こちらの意図がわかったらしく、その瞬間に、満面の笑みで、
謝謝!謝謝!謝謝!謝謝!謝謝!謝謝!謝謝!
特に旦那の方、あんたそんなに素敵に笑えるじゃねーか。 ちょっと良いことをした気分になりました。もー道はほんとうによく聞かれるので、これからあのツーリストマップかばんにいくつか仕込んでおこうかなあ・・。
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