やっと来たNikonD800と共に憧れのニコ爺生活。写真撮ったり、北米語とイギリス英語の違いついて考察したり、デザインについて考えたり、外国生活について問答したり。それぞれの比重はそのときに興味あるものによって変化します。まあ、ちょっとマニアな話が多い。

2012/03/27

D800の画質、好きじゃないかもしれない。デザイナーの戯言

2012/03/27
愚痴。前回D800にするか5D MarkIIIかという、素直な題名で記事を書いた所、時期が早かったせいか、ストレートな題名がキャッチーで一目をひいた(ひきすぎた)せいか、なんか人がいっぱい来るようになってしまった。というか、それぐらいだったらまだよかったんだけど、Zenbackで著名な方のリンクにでてしまっているようで、そんな所に自分のアホ記事へのリンクがはってあるのが恥ずかしい。
まあ、今回フルサイズデビューしたいって言う人もたくさんいるだろうし、初心者、画質至上視点からの戯れ言があってもいいのかな・・・。 初心者女子供のためのwwwとか入れておけば、怖いおっさんはリンク避けてくれたかな・・・。写真撮るおっさんは怖い人が多いからな。
Image source: http://nikonrumors.com/
そんなわけでFXフォーマット永遠のArchrivals D800と5D Mark3が発売されましたね。前回書いた通り、私は重さが一番のネックになるような気合いの足りないフォトグラファー(←これって意味合いの日本語がないんだけどどうしたらいいの?Photographerには写真を撮る人って意味しかなくて、Professionalがついてなかったら別にプロじゃなくてもPhotographerって言っていいんですよ。日曜写真家?写真撮りが趣味の人?)なので、重さがどっちもどっちとなった時点で、じゃあどっちがよりきれいな写真が撮れるのよ?っつーことで、一般の作例があがってくるのをじっと待ってました。で、D800の一般のサンプル。(いや、プロが撮ったかもしれんけどw。少なくともスタジオ+三脚ではないし)
http://www.dpreview.com/news/2012/03/22/Nikon-D800-First-Impressions
http://www.flickr.com/photos/nikonrumors/sets/72157629289734604/

うーん、うーん。
初見の印象。
画像が嫌い。

なんでとは言えないんだけど、
好きじゃない。
色が。
色味じゃなくて、色が。
なんか全体的に、筆を洗わないで描いた水彩画のように色が濁っている。
暗い。
の癖、ギラギラしている。

私の理想は5D(初代)の色出しなんですが、何が違うんだろうと思って、5D、5DMark2、D700の撮影サンプルと色々比べてみる。
ちなみに5Dの色出しを形容するとしたら、何層もの薄い絵の具を丁寧にぬり重ねて色を出したような空気まで映し出す最高にピュアな画。 レンズの違い?緯度によって結構空気と日差しの入り方が違うから、それによる色調の違い?ISOの違い??たしかに1200万画素ぐらいの5Dと3600万画素だっけ?のD800の写真を比べると細部の表現度は全然違う。普通のテレビとハイビジョンを比べるような物だ。でもそれでも、写真の一部に目を向けるんじゃなくて、絵として全体を眺めた場合、5Dの方がやっぱりきれいなんだよなぁ・・・(特にサムネールの状態で見比べると顕著)空気感があると言うか。

それで、このもやもやをどうにかしたくて、さらに色々比べてみた。
世の中には中判カメラと言うめちゃくちゃ高くてよく映るフルサイズの上のカメラがあるらしい。そのカメラならば、D800並の解像度を維持しつつ5D程度の画素ピッチが稼げるらしい。確かに、ペンタックスの645Dというカメラの作例は、解像度と5Dの空気感/透明感のようなものを両立していて、まさに5Dの進化系という感じだ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100604_371978.html
そして、D800の画の気持ち悪さの正体がなんなのか分かった。

2012/03/26

写真撮りの練習その2:バンクーバー北東のBuntzen Lake

2012/03/26
久しぶりのいい天気で、まだ出かけたりなかったので、午後はバンクーバー北東のBuntzen Lakeへ。バンクーバー郊外のPort Moodyからさらに北の方にあります。
実は本当は最初に向かったのはSasamat Lakeのはずだったんだけど、なぜか着いたらBunzenと書いてあったと言う・・・。

結構森の中の道を下った先に駐車場があるのですが、着いたらこれぞカナダという景色。迷って適当に着いた場所にしては素敵な場所だったぞ。池の手前でバーベキュー出来るようになっており、暖かくなったら最高のピクニックスポットだろう。
50mm, F8, 1/30, ISO100
50mm, F8, 1/80, ISO100
微妙にピンを外しております。こういうのがちゃんとぴったり合わせられるようになったらもっと写真撮るのが楽しくなるんだろうな〜。

この湖は発電用の人口湖らしい。バンクーバーの周りにはいっぱいあります。カヌーをやっている人がいたので、いいな〜夏になったらやろうよ〜とクマさんにいったはいいが、周りを見回してみるとレンタル屋などない。そうです、この方達は皆マイカヌー持参なのですよ。(カヌー自体はそこらへんのホームセンターで普通に売ってる)うむ。やっぱり大自然を相手にするならそこから始めないとな。
50mm, F5.6, 1/250, ISO100
うーむ。なんか写真のどれもが、ガイドブックで見たような写真の色になるのはきっと、カナダの空気のせいなんでしょうね。この一枚は現像調節する前から思い描いたような色が出ておった。最近こういう空気感のある描写をするデジカメがなくなりましたね・・・。一眼レフですらも。悲しい。

2012/03/25

久しぶりに週末晴れたため、ガッツリ写真撮りの練習をする

2012/03/25
今週はデルタというバンクーバーから30分ぐらい南に行ったところに行ってきました。その名の通り山から流れてきた川が海に注ぐ三角州地帯であり、山がすぐそばに迫るノースバンクーバーとは違い、見渡す限り平地が続く土地となっています。そこの一角、バンクーバー空港のすぐ近くにGeorge C. Reifel Bird Sanctuary‎という、渡り鳥のサンクチュアリーがあります。冬場にはスノーアウルという、ハリーポッターに出てくるような真っ白いフクロウが越冬に来るので有名だそうです。

そんな話を聞いてから、ずっと行きたかったんだけど、足がなかったり雨しか降ってなかったりして、冬の間はなかなか行く機会がなかったんですよね〜。しかし先週末の時点ではいた。という目撃談を友人から聞いて、それならばまだいるかもしれない・・・ということで出かけてみました。

・・・けど、先に結論から言っておくと、白い鳥はいなかった・・。(涙)
まだデルタにはいるけど、ここにはいなかったみたい。
まあいいや、バードサンクチュアリー行くの初めてだったし。湿地帯の写真撮るのおもしろかったから。
50mm, F11, 1/30, ISO100
そんなわけで今週も写真撮影の練習をしました。こんなポンコツカメラでは、もともと動く物を撮るのはあきらめていた訳だが、一応こんなにきれいに撮れててびっくりした。

2012/03/22

英語-本/映画/DVDレビュー: ジョン・カーターが史上最大の赤字映画になりそうだって?

2012/03/22
映画「ジョン・カーター」、史上最大の赤字作になる可能性

ロイター 3月22日(木)13時18分配信 [ロサンゼルス 20日 ロイター] ウォルト・ディズニー生誕110周年記念の超大作「ジョン・カーター」が、映画史上最も興行赤字の大きい作品になる可能性が出てきた。

だそうですね。この映画ちょうど先週末に見に行ったんだけど、さもありなんという感じ。もともと題名からしてつまらなそうなこの映画、友達が製作に関わったので見なければいけないという事で前情報全くなしでいきました。

開始直後
そもそもこの映画の配給がディズニーって知ってたら、見に行かなかったよ・・。 ( ´Д`)
開始1分
マーズがどーのこーのと始まった瞬間に、SFって知ってたらなおの事うちにいたよ。 ( ´Д`) ( ´Д`)
開始5分
え?アニメ映画なの?ならもう少し期待できるかな?
開始15分
え?SFと思わせておいて実はNY歴史物なの?ならもう少し見るかな?
以降、いつ終わるんだろうの一心のみで映画を見る。(←一応全部見た)

いや〜酷かった。
ディズニーのライブアクションて、社風的な面からいつもストーリーが父と子の感動ストーリーでお約束結末が待っていて、めちゃくちゃつまらないのですが、今回も全くそれと一緒。あらすじだけ書いたら去年のトロンと大差ないんじゃね?しかし、去年のトロンは映像がすごくきれいで、ぼーっと見ているだけでもeye candyとして成立したのだ・・。

が。ジョンカーターは・・・。

2012/03/21

Bloggerが勝手にURLを変更させてくれる件

2012/03/21
そんなこといってんならURLころころ変えんじゃねーよ、といいたい。
今最高にホットな話題・・・。ネガティブな方面で・・・。

遅ればせながら、サイトの異変に本日気づきました。
いや、そういえばちょっと前に、あれ?URLがいつもと違う?と思ったんだけど、
あんまり気に留めなかったんだよね。

ブログが国別の URL にリダイレクトされる理由


ま、こういう事だそうですけれども。
ググってみるとこんな話題が。

俺の+1返せ!ヽ(`Д´)ノウワァァァン!! URLリダイレクトでBloggerブログが悲惨なことに……
Google+1ボタン、Twitter ツイートボタン、Facebookいいね!ボタン、はてなブックマークボタンもみんな記事のURLに対して行われるため、URL変更後は各記事のURLが変わるので今までのソーシャルボタンのリアクションが全てリセットされてしまいます。
これは酷い……。

今までの古いURLの記事にアクセスしてきた訪問客は自動的に新しいURLの方にリダイレクトされるけども、記事に対するリアクションは全くなかったことに……。

うわぁ……。これは心理的にもきついわぁ……。

とりあえず、叫ばせて下さい……。

俺の+1返せ!ヽ(`Д´)ノウワァァァン!! 

私もまさにそんな心境。
ただでさえ、反応が薄い、っつーかないブログなのにたまについたなけなしの+ですらなくなるとか・・・。
というか、私の場合海外から発信しているので、自分で見れるURLがcaドメイン(変なの)なわけであり、友達も複数海外からアクセスしている事が予見できるので、じゃあただ単にブログの公式URLをjpにしちゃえばいいじゃんという事は出来ないのである。
でもこのままじゃZenbackの動作に支障がある模様。
アレ面白いから気に入ってるんだけど・・・。

どうしたらいいの!?

ボスケテ!!!


3月25日追記
いつもBloggerの使い方でお世話になっているクリボウさんが、わざわざ海外に住んでいる日本語でやっているブロガーのためにスクリプトを修正してくださいました!
http://kuribo-programming.blogspot.com/2012/03/blogspotjp-blogspotcomncr.html
これできちんと.comに留まる事が出来(gさんが仕様をこれ以上変えない限り)、下のZenbackも以前と同じコードで表示されています。
海外住まいのBloggerさんはこれをご参考にどうぞ。
クリボウさんに感謝です!

2012/03/19

新しいカメラ買う前の予習として色々練習してみたよ。

2012/03/19
標準ズームがぶっ壊れて手元に使えるレンズが50mmF1.8しかないので、この超基本レンズで写真部のように基本に立ち返って練習してみました。ついでにRaw現像もちゃんとやってみたよ。仕事みたいになってきて途中で萎えたけど。。。
50mm, F1.8, 1/2000, ISO100
50mmといってもKissにつけると焦点距離が遠過ぎてオヤジ写真しか撮れぬ。あとやっぱりライブビューなしのカメラではKissのファインダーで焦点合わせるの無理・・・。もうすこし花びらに「びしっ」とピント合わせたい。あと被写界深度浅すぎ?この辺はもっとちゃんとチャート読んで学習しないと・・。
でもやっぱり、ちゃんとしたレンズで撮るときれいですね〜 。明るいレンズを使うと一眼レフの写真撮りの楽しさを再確認できるわ。
50mm, F8, 1/200, ISO100
目の前にはすごーいきれいな景色が広がっていたが、このように山のてっぺんの一部しか切り取れず。(泣)しかし、今回撮った写真の中で、これが一番きちんと撮れたかな?
機械に頼らず自分できちんとF8まで絞って撮ったんだが、それが功を奏したかんじ?

せっかくのニート生活なのでもういい加減に、構図と色はよろしい。からステップアップして、ちゃんと絞りと被写界深度とシャッタースピードの関係を頭に叩き込んで、たまには写真としてすばらしいものを撮れるようになろう。今回は習作反省会(半分忘備録)です。

2012/03/18

履ける靴があったよ!!!!〜スニーカー・アウトドア・後編〜【幅狭靴探索放浪記】

2012/03/18
前後編でお送りする、幅狭足のためのアウトドアスニーカーハント記です。
靴の写真なんで、あんまり大きく掲載してないのですが、オリジナルはいつもと同じサイズなので、拡大したい方はクリックしてください。
右からニューバランス、メレル、パトリック。用途の違いもあるので一概には形で評価できませんが、ニューバランスの靴が一番人間の足の形に沿っているような感じがするんだけどどうだろう・・・?同様に、わたくしの装着快適指数は右が高く、左が一番低いです。
というか、残念ながらパトリックのこのタイプは自分には合いませんでした。前ぎゅうぎゅうかかとぱかぱかの典型的な靴です。 同じ木型を使っていても布製の靴の方は、まあ、どうにか履けているんですが、伸縮性のない合皮の素材が裏目に出た模様。

ニューバランス見てからパトリックを見ると、カバーかけた草履のようだぜ・・・。
あ、でも新品の靴と履いた事のある靴を比べたらパトリックがかわいそうか・・。

2012/03/16

履ける靴があったよ!!!!〜スニーカー・アウトドア前編〜【幅狭靴探索放浪記】

2012/03/16
そろそろ外に出たい気候になってきました。外に出るという事はすなわち靴も必要になる訳で・・・。カナダの大自然を相手に生半可な装備で適当に探索に出る事は、すなわち死を意味し・・・、いや、そんな大げさではないけれど高尾山にいくような気持ちでスニーカーで山に入ると痛い目に合う事は確実であります。大自然を売りにしている国の「大自然」度は、日本の整備されたそれとは訳が違いますので・・・。NZ時代痛い程知らされました。

そんなわけで、靴、買わないと、写真も撮りにいけないし(←ここでやっとブログ全体の趣旨がつながる)、カナダにいるのに自然を体験しないんじゃ何のためにいるのか分からないし、靴が必要なんじゃー!!

しかしここで暗雲のようにのしかかるいつものあれ、


普通の靴でさえ履ける靴がないのに、増してアウトドア用の幅狭靴なんてあるんかいな?

アウトドア用装備に関しては、場所柄普通の服屋よりも潤沢にある位なので、XXSサイズの服みたいなのも含めて、却って東京より入手しやすそう。アウトドア用品やには今まで全く縁がなく、右も左もよくわからんのでグーグル先生がマップに出してくれた通りに、近い所から行ってみた。ちなみに、Cambie St.とMain St.の間のWest Broadway近辺はアウトドア・スポーツギア通りになっているらしく、道の両側にぎっしりと関連用品店が並んでおります。
  1. Mountain Equipment Coop (写真はブロードウェイ店ではない)
    ブロードウェイを歩いているときにふと見つけた、体育館より大きいアウトドア用品店。まさにアウトドアに必要なものをなんで扱っていて、ここにないものはカナダにないものだと思ってもよいぐらい。チョークとかロッククライミング用品初めて見たよ・・。(カラフルなでっぱりみたいなやつ)
    靴は種類はあんまりないんだけど、マイナーなサイズもちゃんと売っている印象。ここで足の幅が狭い人に合う靴はどれ?と聞いたら(←北米で一番助かるのは、足の幅が狭いと言っただけで店員がある程度理解してくれる所。だからといって必ずしも極度幅狭の人用の商品がある訳ではないんだけど)Merrell(メレル)が一番作りが狭いと教えてもらったので、とりあえず一足試着してみる。(それでもやっぱり、アウトドア靴で幅狭靴を別サイズとして作っているメーカーはない模様(;;)
  2. SportCheck バンクーバー近郊のモールには必ず入っているだろうと思われる巨大スポーツ屋。その中にAtmosphereというアウトドア用品を扱うコーナーがあり、靴も結構ある。安売りになっている靴もありいいんだが、やっぱりサイズの取り扱いは売れ筋のみらしく、幅はワイド(標準)のみ、サイズも6.5(23.5cm)は見せてくれと頼んだものほとんどないというので(仕入れない訳ではないと言っておったけど)ここで買うのはあきらめる。女性で足の大きさが北米標準の8辺りの人はここで買う方が安く済んでいいかも。

2012/03/14

壊れているのは己の頭とレンズだった

2012/03/14
11月に気温が一桁代まで下がり、同時に雨の季節の到来を遂げて早5ヶ月、未だに気温は10度を下回り1週間のうち4日位は雨ですが、それでも日は延びてちょっとずつ春の足音が聞こえるようになってきました。ていうか、今週からいつの間にかサマータイムが始まってました。ガ━━Σ(゚Д゚|||)━━ン!! どうりで時計は合ってないし夕方5時でも明るいわけだw
春と言ったら花!花と言えばカメラオヤジの大好きな主題であります。
ウィスラーに行った際、とうとうシャッターまでが切れなくなったりしてカメラを打ち捨ててやろうかと思ったんですが、家に帰ってきてきちんと調べたら、なんと、壊れているのはボディーではなくレンズだったことが判明。このレンズ、キットでついてくる安物レンズなのですが、まさかレンズが本体より先に壊れる事があるめいという先入観のため確認を怠っていました。が、調べてみると、Kissの故障箇所って結構決まっていて、AFか絞りの故障=レンズぶっこわれてる=ワシの症状の2つに大別されるそうです。最近ピンぼけ(のようにみえる)写真量産していたのも、絞りがきちんと絞れなくなっているせいみたい。

試しに家にあった50mmをつけてみたら、往年の描写が戻ってきたようだw
クマさんに「そんな酷い扱いをしてレンズを壊すような人にはボクのつあいすは貸せない。」とかいわれたけど、Kissのキットレンズは超軽量低価格プラスティックボディーのため、耐用年数大体2年位らしいよ。わかったか!ツアイス貸せ!
とりあえず50mm(これはキャノンのプラのやつです)つけたらオヤジフォト撮らないとという事で前回も登場してもらった青い蘭をぱちり。Kissの癖になかなかピント良好じゃねえか。ピントを思った所に合わせられないのは、レンズのせいだったのか、ちくしょー

2012/03/13

バンクーバーから日帰りで行ける観光スポット

2012/03/13
SquamishとWhistlerに行ったものの残念な結果に終わりました。
いや、天気が悪いのはもう冬期のバンクーバーじゃどうしようもないんです。晴れる日なんて1ヶ月に1〜2回位しかないのに、そんなの待ってたらどこにも行けないから。じゃあなにがダメかって、

カメラヨーーーーーー!!!!!
この日はいつもトラブルだらけのカメラがとうとうシャッターも押せないという状況に。

クマさんはドライブ楽しんでるからいいけど、わしは助手席に座らせられてナビゲーターやらされてるだけで、道中全然楽しくないんだよ!!!唯一の楽しみは着いた先でちょっと撮る写真と店巡りだっつーのに・・・。
どうやら私は根っからの足で稼ぐタイプの探偵らしいです。いや、探偵ではないが。車で行くとちいさな被写体を発見できないからつまんないんだよ!!道中すばらしい景色が広がってたんだが、車を止めるスペースが全然なくて結局それらの写真は撮れずじまいだし(T_T)
まあ、ええ。季節がもう少しよくなったらちゃんと早起きしてこの辺のトレッキングに出てやる。

スクアミッシュはウェストバンクーバーからさらに北に行った所にある町です。1時間位?大きなショッピングモールがある以外は何もありませんでしたwww 道は一本しかないので迷う人はいないと思いますwww カナダ人は基本的にアウトドア派だから、この辺行ったら、ラフティング、サイクリング、釣り、トレッキングとかなんかやらない限りは特にやる事ないみたいっすよ。日本みたいに変なミュージアム行って、展望台行って写真撮るとかいうのと行動パターンがずいぶん違うみたい。
鮭の産卵の季節になればそこかしこで見れるらしいです。
この日に撮った写真全てなんですが、ピントが合ってません。後で分かった事によると、レンズがぶっ壊れて絞りが正常に作動していない模様。もうしわけない。
 暗いのは露出失敗というよりかは本当にこの位薄暗いので、暗さを大事にしてみましたw
 しかしこの景色を見ているとどうしてもジョンウェストのこれを思い出してしまうwww

2012/03/12

バンクーバー薬事情

2012/03/12
クマさんがまた風邪を引いたのでまた薬を買いにいかされました。このような書き方をしていると、まるで鬼嫁のように聞こえるかもしれませんが、私が一回も寝込むような体調不良を起こしてない間に隔月で「風邪引いた〜頭痛い〜」とかいって、薬は消費するだけでまったく買ってこない様を目の当たりにすれば、誰だってむかついてくるでしょう。
image by euxonline.com
そして幸か不幸か、わたしは体が昔から死ぬ程丈夫なので薬にも詳しくないのだ。特に新しい国でなんてどれが信頼できるブランドかもよくわからんし、眠れない〜とかいって一日中だらだらしながらベッドの中でDVDを見ていられるような症状なら、薬位自分で選んでこいと言いたい。

昨日はまあ外出したのでしょうがないのでついでに薬屋に寄ってみた。ところで話は脱線するけど、カナダに来て一番初めに違和感があったのがこの薬屋の名称でした。こっちの薬屋は日本のドラッグストア(つーか日本が北米に習ったんだと思うんだけど)とおなじで、Drug Storeと一般的に呼ばれており、薬だけじゃなくて生鮮以外の食料品から掃除用具、家具、エレクトロニクスまで腐りもの以外ならなんでもってかんじで売ってます。翻ってヨーロッパ圏(オセアニア含む)では日本のドラッグストアにあたる広い意味での薬屋はPharmasyもしくは最大手のチェーン店の名前からBootsと呼ばれており、DRUGと言う単語はもともとの薬という意味はさておき、市井でいきなり耳にした場合は=麻薬という印象がかなり強いため(日本語で言う「ヤク」みたいなかんじ?)、こっち来た当初店の看板を見るたびに変な気分になったのでした。もう慣れたけど。
んで。バンクーバー(カナダ?)の大手薬局はLondon DrugsShoppersの2店。そうです、当初はLondon Drugsという名前を聞くたびにロンドンの東の方の寂れた路地でヤクを売っている売人のイメージが浮かんできてしまったのですよ。それこそBC中のどこにでもあるので、バンクーバーに来てこの2店を目にした事がない人はいないでしょう。どっちの店も週変わりで正価の半額になるようなセールをやるので、毎週チラシから目が離せません。ここやスーパーでお買い得品に目を付けつつ仕入れてくるのが、ニートのいい暇つぶしになっております。特に40%OFF以上のものを買えたときなど、何とも言えない達成感が・・・。

2012/03/09

そして最近のデジタル一眼のセンサーは進化してないのではないかと思い始める。その2

2012/03/09
前回からの続き
画質厨なのでひたすら画質についてぶつぶつかきます。
引き続き死蔵品のKissDで撮影した写真から。
ガチ晴れだとちょっと階調の足りなさが目立ってきちゃう感じですな。
それでも、木はちゃんと撮れてる。
ダイナミックレンジについては10年近くの前のセンサーなので、お目こぼしというか個性として流すとして、この画の透明感は5Dに似ている気がする
遠景の家だってほらこんなにはっきりくっきり

2012/03/08

英語-本/映画/DVDレビュー: The Sign of Four(四つの署名)

2012/03/08
もうずいぶん前に読み終わったので早く感想書かないと(汗)
最近BBCのシャーロックさんの活躍のおかげで再ブームの兆しのシャーロックさんです。私も早くシーズン2みたいっす。
The Sign of Four by Conan Doyle
さてこちらはオリジナル小説の方。ホームズシリーズ2作目にあたり、1作目と比べるとなんだか文体が比較的読みやすい感じがしました。前に読んだ作家も、1作目より2作目の方がずっと読みやすい人がいたんだけど、なんなんでしょうね?
ホームズシリーズは短編がいくつもあったり、長編があったりしてシリーズを追いかけにくいんですが、私もそれで間違えて途中から読み始めちゃいました。きちんと最初から読みたい人はWikiとかで時系列をきちんと調べておく事をお勧めします。

内容は、1作目と同様、小学校の図書館に翻訳本が置いてあるような本ですので、大人が本気のエンターテイメントを期待して読むものではないかと・・・。2作目という事もありホームズもワトソンもキャラ立ちしてきた感じがあるので、萌えながら読むにはよいと思いますが、ストーリーはきわめて基本に則ったおりこうさん路線です。(まあ、英語に集中できてよいという面もあるかも)小学生のときはドキワクして読んだけど、まあ、古い推理小説なので、今となってはトリックがちょっと物足りない感じなのは否めない。

1作目よりもたくさんロンドンの名所が出てきますよ・・・。
英語も一作目より平易な感じがしたし、初めて読むにはこっちの方がいいかもしれない。

わたしは・・・ホームズはもういいや・・・。
他に読みたい本もいっぱいあるし・・・。
ホームズシリーズを子供の頃に読んだ事がなくて、英語目的で・・・ってひとはBBCのドラマの方をお勧めしますよ。あっちは大人でも純粋に楽しいから。

作品をさらに楽しむための追記:
このままのレビューだと何とも味気ない感じがしたので、どうでもいい追記をしてみる。
原作ではホームズ、ワトソン君と呼び合う彼ら、最新版のBBCのドラマではシャーロック、ジョンと呼び合っているのをお気づきだろうか?
これはただ単に「変えたかったから」とかいうんじゃなくて、時代背景を19世紀から現代に移したために、呼称も現代の基準に合わせたので変更したのです。
日本では、親しい友達を呼ぶ以外のときは大体名字で呼び合いますが、ファーストネームで呼び合うという事になっている英語圏でも昔はSurname=Familynameで呼び合っていたそうで・・・。以前レビューに書いたPride and Prejudiceでも登場人物はみーんなSurnameで呼びあっており(例外的にみすたーだーしーとその友達はFirstnameで呼び合っているので、友達関係の近さが分かってよろしい)、だーしーのファーストネームは何なんだぁぁぁぁぁ!!!と初見リーダーはみなじりじりさせられた訳です。日本は今でも天皇陛下を名前で呼ぶ習慣がないのと一緒で、昔の英国でファーストネームを知れるということはお近づきになれた証拠だったのでしょう。
そんな文化的な事もちょっと頭の片隅に入れながら読むと、作品をもっと楽しめると思います。


The Sign of Four (Penguin Classics)
読みやすさ        ☆☆
熱中度             ☆☆
語彙(☆が多い程多い)       ☆☆☆   
達成感             ☆☆
(5点満点)

2012/03/07

そして最近のデジタル一眼のセンサーは進化してないのではないかと思い始める。その1

2012/03/07
前回からの続き。
相変わらずどのカメラを買おうか悶々している訳ですが、いまいち決心がつかない理由のひとつに、どのサンプルを見ても心をわしづかみにされるものがないということがあります。まだデジタル一眼などが一般人の手に届かない時代、彗星のごとく現れたKiss Digitalの画像は、見た瞬間にコンデジとの差をこれでもかと見せつけ、15万近い価格も(昔はキスも高かったんです(;;))、持てるかどうか分からない重量をもぶっちぎって発売日に買いに走らせるインパクトがあったんです。そのあとにクマが買ってきた5Dも、うわーフルサイズってここまで違うのかー。同じ一眼て言ったって、わしのKissと比べたらおもちゃとプロ機だなーなんて思いながら、写真を眺めていたのでした。

そんで、次ぎ買うなら絶対フルサイズ。という思いを胸に秘めて D800も5D3も発表前からかなりワクテカして情報を待ち続けていたんだけど・・・。
数字的なスペックは両方とも最新モデルなだけあって、いろいろスゲー、進化したなーと思う所があるんだけど、サンプル写真を見てみるとなんか肝心の画像がもやもやしてるんですよね。私の所有しているカメラとの世代差が結構あるから余計そう思うのかな? 昔の画像ってこんなにもやもやしてたっけ?クマの撮ってくるフルサイズの写真は、もっとAPSよりも圧倒的にキレイで圧倒されるんだけど・・・。
ちらりと盗んできた5Dの写真を貼ってみる。多分これはツァイスで撮ってるはず。
 色々調べてみると、なんだか最近はセンサー自体の性能ってあんまり上がってないみたいですね・・・。Kissデジタルが出たときも、コンデジが豆粒センサー+高画素化でどんどん画質が低下していく中、コンデジよりも圧倒的にサイズの大きいセンサーから生み出される余裕の画質!!というのが売りだったんだけど、この状況が圧倒的に変わる事もなく、さらにはデジタル一眼界ですら、高画素化による画質悪化の影響が出てきていると・・。これはただひたすらきれいな画像が欲しい私にはあまりいいニュースではないぞ。

そこで、昔のデジカメの写真てどうだったのかなと私の秘蔵写真貯蔵庫をあさって見ました。フルサイズは持ってないので、初代KissDと400D(KissX)の比較になりますが、それでも今のセンサー事情を伺い知るには十分な結果が出ました。

サンプル:一枚目 初代KissD+本体付属のレンズ 幅1024Pxに縮小
(表示されている画は縮小されて画質悪化しているのできれいなのが見たい方はクリックしてください)     
     正方形の画像 等倍切り抜き  (以下同)

初代KissDなんて2003年発売なのに今見ても結構いけてると思いませんか?ちなみに、Rawで現像はまだ一般的でなかった時代なのでやっていません。すいません、ただ怠惰なだけです。

もちろん画素数は630万画素しかないそうなので、最近のカメラで撮れる画像と比べたらずいぶん小さいんだけど、画像のきれいさ命の私にとっては、大きくてざらついた、シャープネスかけ過ぎで変になった、さもなければもやもやした画像よりずっといい・・・。5Dで撮れる写真と比べてみても、きれいさでは劣ってないようにみえます。撮影者の技量がアレだったり、レンズがしょぼかったりするので、レベルの高い方々から見るといろいろ粗があるのかもしれませんが、デザイナーとして画像素材を扱う身からすると、初代で撮った写真の方が最近のデジタル一眼の写真より写真素材として好ましい。
なんというか、画面全体がすっきりしている印象を受けます。
等倍で見るとどのサンプルも非常にクリアなエッジが残っているのが分かります。変なノイズや塗りつぶしがない分、画像情報に無駄がなく、そのためクリアな印象を与えると考察。

2012/03/06

D800にするか5D MarkIIIか・・・。

2012/03/06
※なんだか異常に来訪者が多くてビビってるんですが、所詮重さでどっちのカメラを買おうか悩んでいるようなレベルの初心者の戯言です。マニアな方の有益になるような情報はありませんので、そういう方はスルー推奨です。

ついにうちのCanon 400Dが簡単スナップモードでの撮影しか受け付けなくなったため
(そんな携帯カメラと同じ取り方しか出来ないのであれば、一眼を持ち歩く理由がない・・・!) 
 新しいボディーを買うのにワクテカしている毎日です。

次買うのはフルサイズセンサーのボディーと決めてあったため、ずいぶん前からD700と5D2の後継であるNikon D800かCanonの5D MarkIIIの動向に目を付けておりました。どうせレンズ資産もないし(というか標準で適当にとるのが好き)どっちでも軽い方を買おうと思っていたんだけどね。そしたらどっちも重量級安定だったよ。_| ̄|○
このクラスのカメラを所有する人は男性が多いから、やっぱりサイズも重さも小さくならないんだろうね・・。(涙)

でもどうしても次のボディーはフルサイズじゃないといやだし、家にある5Dを持ってみたら本体1キロ位は結構いけそうなので、しょうがないから重さは妥協する事にした。カナダじゃ車での移動が多いだろうし。次は性能であるが、 どうせへぼフォトグラファーなので、動きものはやらないし(やれないし)暗い所での撮影もあんまりやらないし、欲しいものは高画質この一点のみ!少しでもきれいな写真がとりたい、この一心でこちとらキスデジ初代から一眼を持ち歩いているんだ。そんな私に合うデジイチはさて・・・。

ネットを徘徊しまくってみると、D800は画素数が大き過ぎて、きちんと三脚を持ち歩いてとるような人じゃないときれいな写真が期待できないそうだし、5D3は連射と高感度強化しかされてない割に割高だから、なんかここへ来て5D2でもいい感じ・・・。でも色がニコンの方が好きだからD700でもいいんだよなー。

写真は好きだけど、何でフルサイズフルサイズって私が念仏のように唱えておるかよくわからない人のために、参考写真を置いておきますね。でもこれを見てしまうと高画質欲しい病になって、カメラオタクに半分足を突っ込む事になるので要注意ですよ。

うちにあるのは キヤノンの5Dと400D(日本ではKiss Xと呼ばれておるのかな?)なので、ちょっと古い機種だし真ん中の中級機を吹っ飛ばしてるんだけど、まあ、分かりやすい作例という事で・・。


作例1:上 400D+本体付属レンズで等倍切り抜き
    下 5D+クマさんの1.5kgあるお高いレンズ等倍切り抜き


二つとも同じ場所から撮ってるんですが、この違いですよ。対象物のサイズが違うのは画素数が違うので仕方ないけど(あ、レンズの倍率も違います)、これだけ差が顕著だと何も説明いらないですよね・・・。いくら私が「写真の善し悪しを決めるのはカメラの性能やない!」とかいって精神論でがんばったって、隣でこの写真を吐き出されたらやる気がなくなる訳です・・・ハイ・・。

2012/03/05

バンクーバー近郊のスキー場

2012/03/05
ふう、やっと地獄の2週間が終わった・・・。
ふと気づけばあっという間に3月ですね。最近クマさんの運転がかなり上達してきたので、いろいろな所に行く事が出来るようになってきました。

バンクーバーは、バンクーバーに来て自然を楽しまなかったら何をするの?という所であり、アウトドアスポットが山ほどあります。すばらしいスキー場として有名なウィスラーはバンクーバーオリンピック会場になった所でもあり、ダウンタウンから2時間程車を飛ばした所にありますが、そんなに遠くへ行かなくてももっと近くにも手頃なスキー場があります。
ここはCypress Provincial Parkという名前のスキー場で、ダウンタウンから30分かからない位なんじゃないかな?
日本的なゲレンデも、ノルディックスキー用の半分ただの道みたいなのも両方ありました。木の感じが関東のスキー場と全然違う。

下はMount Seymour Provincial Parkへ上がる道。こっちも30分位で着くんじゃないかな?
なんと自分で運転していきました!ガ━━(゚Д゚;)━━ン
10年近くペーパーのあと、まともにドライブした道がこれって、運転好きの人に言ったら怒られそうだ・・・。まあ、路面は完全に除雪してありましたよ・・。
こっちの道は道幅が広いので誰でも運転できます・・・。郊外の方は景色もよいし、信号とかないからドライブしてるーーー!!って気になって本当に楽しいよ。常に複車線なのとぶっ飛ばしてるのに慣れればな・・・・!!!