やっと来たNikonD800と共に憧れのニコ爺生活。写真撮ったり、北米語とイギリス英語の違いついて考察したり、デザインについて考えたり、外国生活について問答したり。それぞれの比重はそのときに興味あるものによって変化します。まあ、ちょっとマニアな話が多い。

2012/01/31

英語-本/映画/DVDレビュー: ハーレクイン文庫 The Viking's Touch

2012/01/31
すごいどうでもいい豆知識。
1.Mills & Boonはイギリスで言うハーレクイン文庫のようなものらしい。
2.Mills & Boonはハーレクイン社の子会社(部門?)である。
3.Harlequin社はトロントに本社を置くカナダの企業である。

へえ〜〜〜〜〜〜〜×100

なんでいきなりこんなことを書いているかといいますと、先日タイトルにつられて買った本が、Mills & BoonのHistoricalシリーズだったのです。いやーただ単にタイトルにVikingが入っていたので、読んでみようかなとおもったら、なんか表紙絵が変なんですよね。Historicalシリーズとか書いてあるし。怪しく思って調べてみたらMills & Boonはイギリスのハーレクイン文庫だということが分かった次第であります。
The Viking's Touch by Joanna Fulford

2012/01/26

ダウンタウンにある日本野菜が買える八百屋

2012/01/26
初心者のためのダウンタウンスーパーマップでは、一般的なスーパーを紹介しましたが、これらの店だと取り扱いのないアジア野菜があったり、また、まあ、、、ないよりはましだけど鮮度が・・・・ということがあるので、私がお世話になっている新鮮で安くアジア野菜が手に入るグリーングローサリーを紹介したいと思います。

初心者のためのダウンタウンアジア野菜マップ!!!

2012/01/25

足の幅が変で大変だった話3

2012/01/25
前回からの続きです。
幅狭靴について(といっても新しい情報は殆ど無いんだけど)アップしてから、ものすごい数のアクセスがあります。その昔カランのレビューを書いたら私のブログで一番ヒットするワードになってしまったのと同じ現象ですな。あ、しつこいようですがお仲間の方はぜひこちらから→コミュニティーにご登録ください。

そしてその検索数から推測できることは、現在の幅広靴大隆盛の影で困っている人が相当数いるに違いないということ。服ならXSのひとがXL着ても見た目が悪くなるだけでどこも痛くなったりしませんが、靴はまあ、歩けませんからね。そして、靴が合わないというとなぜか「完全に合う靴など無い」「わがままを言うな」となるこの風潮どうにかならないものか。気合で履いてやり過ごせる程度の違いなら、プレーンパンプス一足に3万出すかよ!!ファッショニスタじゃねーんだ、普通のパンプス買って残りの金でレストランにでも行くわ!!(はぁはぁ)

前回は市販品を諦めオーダーメードパンプスに落ち着いた話でした。今回はスニーカー編です。あ、ちなみに話題それますが、普通のパンプスは市販品は指が死ぬので買えませんが、オープントウのサンダルの場合、指の収まりを気にする必要がないので、足長を無視してワイズのみ合わせて1サイズ下げることで、指の付け根周りをがっちりと抑えることができます。イギリスでサンダルを買ったときに、 自分の合うサイズにまで下げていったらサイズ3(対応表だと22cm)でした。逆に言うとそこまで下げないとサンダルから足が抜けてしまうので、これしかなくて3になったんだけど、普通につま先がある靴で22cmなど絶対に指が入りません。


スニーカーすらそこらへんの安いやつで代用できないなんて・・・。
本題に戻ります。
パンプスが買えた後はスニーカーだ。
リサーチの結果、幅狭界ではパトリックとかオニツカタイガーという靴が幅が狭くて有名らしい。すぐやる党の私、とりあえずパトリック取扱店に行ってみた。
ホーキンスとか舶来物のスニーカーに比べて、見るからに幅が狭いというわけではないんだけど、どうやらこの靴は日本人の足型にあわせて甲が低いらしい。(私は日本人は甲高反対論者です)確かに、ワイズというものは幅のみではなく足の容積を測るものと考えると、パトリックの靴は死ぬほど厚みがない。(かねまつのシューフィッターさんがよくここまで薄い靴がありましたね、というほど)

履いてみた感想。

2012/01/24

車を買う2:え、なんで新車試乗してるん?

2012/01/24
前回からの続き
あらすじ:キウイ島よりかはスーパーがいっぱいあるのはいいが、一つ一つの距離が離れているので、買い物をしているだけで体重が減ってしまった。しかも、新鮮な野菜と美味しい肉と日本食材は同じ店で買うことができない。これから先、家族を持つことを考えると車なしでこの生活をやっていくのは無理っぽいので、やっぱ車買わないとだめかなー。でも筋金入りのペーパーなんだよね。というところ。

前回は初めてのディーラー巡りということもあって、その怪しさに打ちのめされそうになりましたが、今回はリッチモンドにあるもう一つのオートモールに行って来ました。


このオートモール、なぜか野生のうさぎのすみかになっている。あとで真相を聞いたところ、最初近くの住人がペットを放したらしい。そうしたらうさぎの住みやすい環境のオートモール周辺で自然にじょこじょこ増えていったとこのこと。まあ、「うさぎがぴょこぴょこしてるオートモール」ってことで覚えてもらいやすいし、女子には好印象だしいいんでないか?

さて、中古車から始まった車探しですが、実は2度目のディーラー巡りをする頃までには、私達の心は心は新車買っちゃったほうがいいんじゃね?に傾いていました。
というのも、ディーラーとの刺すか刺されるかの真剣勝負が要求される中古車を希望していたのはただ一点、「年式が古いほうが保険料が安くなる」からです。欧米社会って基本的に中古でもリセールバリューが日本のようにがくっと下がったりしないので、状態のいい車(年式が新しく、走行距離が少ない)を買おうとすると、必然的にかなり値が張ります。中古だからって全然安くないんです。5年未満走行距離50000Kmぐらいの車だと、新車代金の約8掛けぐらいになってしまうんです。(;_;) しかも故障のリスク、メンテナンス代、全額キャッシュで買うわけではないですから、残金のローンの金利・・・などと考えていくと、総額で新車買うのと大して変わりがないのでは・・・?という状態でした。

しかも!たとえ中古車を買うとしても私らが希望している程度の年式では、肝心の車両保険が全く安くならないということが判明!!!

2012/01/23

日本は中国じゃないんですけど。

2012/01/23
本当は違うことを書こうかと思ってたんだけど、こんな記事のリンクが回ってきたので、珍しく社会的なポストを。

Foreign journalist claims corruption, brutality, death threats from Japanese airport officials  

Christopher Johnson, a Canadian journalist residing (until recently) in Japan published a ghastly account of his return to Tokyo after a short pre-Christmas trip. He was flagged at the border (he implies that this is related to his coverage of Fukushima), held, threatened, and shaken down for bribes before being detained without counsel or a phone call. He says he was eventually deported, though not before being ordered to sign a falsified confession and being threatened by an official at gunpoint, who demanded that he purchase a hyper-inflated plane ticket, which, Johnson believes, included a kickback for the official.

最近まで日本に住んでいたジャーナリストが、クリスマスを海外で過ごして戻ってきたところ、入管で止められて、そこで賄賂を要求された挙句に、拘留、暴力を受けることになった。最終的には保釈されることとなったものの、銃をつきつけられ異常に高い航空券の購入に同意するサインをさせられた。

とのこと。まあね、太字にしたところがなかったら、へーそんなこともやってるんだと思うかもしれないけど、賄賂と銃はないでしょ。第一に職員はどんな理不尽な法律に従ってだって、それがきちんと明文化されたルールであれば、 職務を遂行することに賄賂など必要ないと思うぞ。それがカミカゼの国日本国というものです。第二に、戦地に武器を持って行くだの、戦地での銃の扱いが応戦のみだの、領海侵犯している船を追っ払うのにも、応戦時のみ発砲可だの寝ぼけた議論がまかり通っている国で、そもそも一介の入国管理官が銃の所持を許されるわけ無いし、そもそも取り調べの際にそんな脅しをしても良いなんていう(本文にそういう記述あり)許可が降りるわけないじゃん。さらに、強制送還時のチケットは正規の値段で買わされるから、死ぬほど高いなどということは海外に住んでいる人間にとっては常識のはず。

日本は西洋とは全く違う価値観をベースとして造られた、とてもミステリアスな国だけど、そのシステムは西洋とは違った方向で洗練されているし、民度は高く決して未開の国ではない。 日本の野蛮さというのは、単一民族が故起こる多様性への無知からくるもので、こいつがでっち上げたような直線的な悪とは違うんですなー。特に、銃のくだりは話を盛り上げるためにつけたんだと思うけど、ない方が信憑性があったんじゃ・・・?この人はカナダ人らしいので、Canadian Tireとかに行ったら普通に弾薬が売ってるのが日常なのかもしれないけど、ワシはこの間人生で初めて弾薬を見てちょっと感動(ていうか怖かった)してしまったよ。大体、日本の警備員て空港の警備ぐらいじゃ銃所持してないよね?アメリカだとどこでも銃持ってるけど。

幸いにも、ほとんどが嘘というのがこの記事を読んだひとの総意っぽい。

これが中国であったこととすればあり得る話だけど、日本を悪者にでっち上げるのには、日本という未知への研究が今ひとつ足りなかったかな。だって、日本で本当に起こっている外国人差別問題ってもっともーーーーーっと本当の意味でエグイですから。

2012/01/21

英語-本/映画/DVDレビュー: A Study in Scarlet(緋色の研究)

2012/01/21
今月は結構がんばってブログをアップしているのでちょっと息切れしてきたよ・・・。こんなに頑張っても毎日は書いてないのだから、ほぼ毎日更新している人は本当にすごいですね・・。わたしは週1ぐらいが限界だろうか。ネタもないし。

今週は週頭に降った雪が残っていて、寒かったし雪とかヒョウとか雨とかだったので外に散歩に行けなくて、なんだか家でだらだらしてました。すぐ下にジムがあるんだからもっと頻繁に行けばいいんすけどね。というわけで、本もたくさん読んだしリスニングもたくさんできたよ、太ったけど。


さて。本題のブックレビュー。
A Study in Scarlet by Arthur Conan Doyle
緋色の研究 コナン・ドイル
今回は本好きには避けて通ることのできない名作シャーロック・ホームズ。私も小学校の時にハマって全巻読みました。思えば、あれが人生最初の読書に没頭するっていう体験だったかも・・・。内容は全然覚えてないけど、早く続きが読みたくてしょうがなくて次々と続巻を手に取ったのを覚えています。全巻制覇した後に、ルパン対ホームズという本があることを知って、読んでみたら妙につまらなくて、後日それはコナンドイル著ではないことを知ってがっかりしたなあ(遠い目)そんな訳で、原文はどんなだろうかととりあえずシリーズ一作目のA Study in Scarlet(邦題:緋色の研究)に手を出して見ました。
文章が古ーーーーい。
単語が今の意味で使われる前に使われていた意味で使われていることが結構あるので、今の意味のまま読んでしまうと???となることが結構あった。
(例えばCabって書いてあったので、頭の中で黒タクシーに自動変換していたが、ホームズの時代はまだ馬車タクシーなので、Cabという言葉が今の意味で使われるようになった前の語源の意味で使われているのですね。)
テスト用の英語の勉強をしていた時代に参考書でのみお目にかかったことのあるような構文の文章に、初めて実生活で出会った。まあ、1886年の出版だそうなのでしょうがないですよね。森鴎外の舞姫だってこれより後の作品なんだから、言葉が古くて当たり前ですね。(つーか、参考書どうよ・・・)

ということなので、内容は日本語訳の本が読書入門編として小学校の図書館に置かれているように、そんな感じで楽しめるレベルなのであるが、英語が母国語じゃない人は古い文体に悩まされるとおもうので、覚悟して手を出してください。倒置があっちこっちにでてくるので、それが普通に読めないとかなりのストレスになるはずです。

まだ1作目なのでロンドンのおなじみの場所とかがまだあんまり出てきてないので、個人的に思ったより盛り上がらなかったんですが、ホームズ好きならば、多少文章が古くても気合で読めてしまうのだろうか?ちょっとあまりにも日本人にはきつい構文の文章が多いので、どんなに熱意があっても初心者にはあまりお勧めできませんが・・・。
これもパブリックドメインに入っている本なので、ホームズ読んでみたい!!!という人は灰になってみても良いかも。


A Study in Scarlet (Penguin Classics)
読みやすさ        ☆☆
熱中度             ☆☆☆
語彙(☆が多い程多い)       ☆☆☆☆    
達成感             ☆☆☆
(5点満点)

2012/01/19

姉さん雪です

2012/01/19
雪が降りましたよっと。バンクーバー、かなり早いうちから寒くなった割には低温安定で一桁台ぐらいをうろうろするだけで、それより寒くなったりすることがなかったんですが、今週はちょっとマイナスになりました。タウンタウンにも雪が降りました。郊外の方はもっと降っているようです。
関東と同じように1〜3月は結構雪がふるのかと思ったら、ダウンタウンにこんなに雪が積もるのは珍しいそうです。(通りで雪が降った時の対策が東京並みにいい加減で、これ危ないよと思うわけだ)雪がふるのは珍しいらしくても、関東と違い降った雪はサラッサラのパウダースノーでした。思わずキュッキュと踏んで楽しむワシ。・・・靴がちべたい・・・。こんな雪で遊べるならやっぱりウィスラーにはいかないとダメだなー。溶けない雪って最高っすね。
これは別の日だけど、カナダ国旗の写真はじめて撮ったような気がしたので。
これも別の日。何なんだろうこの鳥は・・・。

2012/01/16

冬のあれこれ:スウェーデンのクリスマス4

2012/01/16
初めて北欧に行ったときに一番強く印象に残ったのが、その空の青さでした。ヨーロッパを離れる直前に最後にスウェーデンに帰ったときはあいにく雨模様で、晴れることがなかったので、北欧の青空をまた見ることができたのは本当に久しぶり。
前に見た時とは違って季節は冬だけれど、空の青さはいつでも変わらない。その後、いろんな所に住んでみて、ニュージーランドもバンクーバーの空もとても綺麗なことをしったけど、青にはそれぞれ違った個性があるのです。


 大きな窓に映る青い空も相変わらずそこにある。(当たり前だけど)
前にここから写真を撮ったときはそう遠くない将来にここが自分の第二の故郷になるなど予期していたであろうか?(反語)

2012/01/15

寒い夜には心にぬくもりを:スウェーデンのクリスマス3

2012/01/15
グロッグ(スウェーデンのホットワイン)はクリスマスマーケットで買い逃したので、家で何度か飲みましたがひじょーーーーに美味しかった!バンクーバーのドイツ風クリスマスマーケットで飲んだグリューワイン(あれがおいしいのかまずいのかはよくわからん)より全然好みの味でした。グロッグはいろいろスパイスをブレンドして作るらしく、各家庭で味が少しずつ違うようです。日本のお雑煮みたいなものなのかな?
真昼間のはずですがくらーい
God Jul=Merry Christmas バスの行き先も同じ事書いてあった。こういう遊び心がいいですよねー。日本でやってたらなにがあったんだって逆にビビるけど。。。

2012/01/14

過去に思いを馳せて:スウェーデンのクリスマス2

2012/01/14
続きはガムラスタン(旧市街)です。ストックホルムの一番の観光名所。一番初めにストックホルムが発展した地域です。スウェーデンに行くたび行っているのでいい加減どこに何があるか覚えてきました。しかし何度行ってもいいところです。


2012/01/13

タイムスリップ:スウェーデンのクリスマス1

2012/01/13
ふう、やっとスウェーデンの写真までたどり着いたぜ。
気がつけばヨーロッパにもオセアニアにも北米にもアフリカにも色々行ったことあることになっていましたが、実は、大西洋を渡るのは今回が初めてだったりします!!Σ(゚д゚lll)ガーン

ロンドンあたりだと、ニューヨークよりずっと温かいのに緯度はずいぶん上なんだね、とか、ストックホルムヤバい、もう北極圏じゃんとか地図を見ながら一人でワクワクしてしまいました。いつもと逆側からヨーロッパ入りするのって新鮮☆
太平洋より狭いから結構早く着いたよ。

着いたのは23日の朝だったんですけど、NYを22日の午後に出ているので時差の関係で丸一日寝てない状態になっていたんですよね。そんな訳で家に着くなり爆睡。次の日気力満タンで、さあ出かけるか!と街に出てみると、そこは人っ子一人いないゴーストタウン・・・。NKデパートやÅhlénsのような大きい店はポツポツと開いていたけど、個人商店や今回の目玉だったクリスマスマーケットはなんと休みでした!!!!(´・ω・`)ナニヤッテンダヨ
つーか、店はクリスマス後にも堪能できましたが、クリスマスマーケットはクリスマス前までなので一日違いで寝ている間に逃しました!!アホ!!スウェーデンのクリスマスは24日の午後から始まるっぽいです(;_:)

そんな訳で、これからお見せする写真は東京都心の三が日状態です。ガムラスタンはいつも観光客で溢れているので、人がいない写真も珍しくていいか。。。と後になって思ったりはするけど、寒い中グロッグとか飲みたかったよ!!!
普段は写真をあまり後加工しないんですが(めんどいし)今回何か魔が差して、白黒写真を現像しているかのごとく現像して見ました。こっちの方がずっといいし。んなわけで、中世にタイムスリップしたかのようなストックホルムの街をご覧いただきます。

2012/01/12

英語-本/映画/DVDレビュー: The girl with the Dragon Tattoo ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 by Stieg Larsson

2012/01/12

The Girl with the Dragon Tattoo by Stieg Larsson(邦名:ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女)
洋書を読むときにいっつも困るのは、何を読んだらよいか分からない。ということです。日本の本ならば今までの土壌があるし作者名やジャンルを見ればなんとなく、傾向とか自分が読みたいものかどうか分かると思うんですけど、洋書の場合、もう暗中模索で、いつも適当にベストセラーの上の方から買っては、「なんでこれ売れてるん?」みたいなことを繰り返していました。第一、日本語の本だったらベストセラーの本なんて絶対手を出さないタイプの人間なのに、言葉が変わったからって「売れてる本」が急に好きになるわけないじゃんか。

The Da Vinci CodeThe Lovely BonesTwilightなどは私の中で代表的な失敗作でございます。(しかしラブリーボーンズなどはアマゾンで見ると好意的な評価が多いので、いろんな見方があるんだなーと思いますが)とりあえず、私は売れている本とは相性がわるいのでございます。

年末年始のキンドル大バーゲンにつられて本を買いあさっていた折に、ひょんなことからThe Girl with the Dragon Tattooを見つけたのでした。キンドル本のランキングにかなり長い間(500日以上)ランクインしてるし、レビューも700件ぐらいあって星4つとかなりよさげな感じだったのでググッてみると、どうやらかなりのベストセラーの様子。しかも著者はスウェーデン人とか!?ベストセラーか・・・と思ったけど、これは試してみないわけにはいくまいということで、とりあえずトリロジーの1冊目にあたるDragon Tattooを読んで見ることにしました。

先に白状してしまうと、もう、続きが早く読みたくてしょうがない!

しかし、話題は逸れるが、この題名のThe Girl...って題名として最低だと思うんだけど、どうでしょうか?そうかといって、日本版のミレニアムっつーのもなんか急に陳腐に感じるし、続編のPlayed with FireとKicked the Hornets' Nestと合わせても、覚えにくいしGirlシリーズとかいうのもわかりにくいし、なんでこんなダメな題名にしたんだろう?スウェーデン語の原題は「女を憎む男たち(Män som hatar kvinnor)」らしく、こっちの方が内容にドンピシャだし全然いいんだが・・・。

2012/01/11

ニューヨークホリデー3

2012/01/11
パブリックライブラリーの前を通りかかった時、何かどこかで見たことある場所だなーと思ったら、Sex and the Cityの1番目の映画の時にMrBigが結婚式すっぽかして、キャリーが花束投げつけて帰ったところだったんですよね。(ちなみにクマさんはThe Day After Tomorrowかなんかで宇宙人が襲ってくるシーンだと・・・)
 
 内部に入ったらなるほど、この辺はキャリーがビッグが消えたと聞いて具合が悪くなったところ辺りにそっくりである。
この渋い感じとローマっぽい建築ええわー
今回マンハッタンで見た建物の中で一番気に入りました。やっぱりつまるところヨーロッパ(風)の建築が好きなんですよね。毎日見れる頃は飽き飽きしてたんだけど

2012/01/10

ニューヨークホリデー2

2012/01/10
五番街についたらすごい人でした。そりゃー年間セールスのの半分以上を売り上げるというシーズンだもんね。何でもかんでも出血大サービスセールで、ダイヤモンド1つ買ったらもうひとつついてくる!みたいなCMをテレビで際限なく流してるし、みんなすごい量の紙袋抱えてるし、移動も買い物も大変だったけど活気があって楽しかった。色々安く買えたし。

米ドル安に加え、今バンクーバーはバブルの真っ最中プラス税金が12%かかるので、なんと物価高で有名なNYで買うほうが色々安く付いたほどでした。信じられないけど・・・。レストランなんて全てが割安に感じるほどお得だったし。(だったらNYのレストラン行きたいんですけど・・・)

NYといえば、地下からでてくる煙のイメージが強いですが、今回は低気圧が接近していて異常気象だとかで連日10℃以上あり、寒いどころか完全防寒だと熱くていられないほど。帽子も手袋もいらなかった。当然湯気もみられず。

やっぱりアメリカのクリスマスの色使いってヨーロッパとちょっと違うんですよねー。ゴールドがふんだんに使ってあって派手なのか?

2012/01/09

足の幅が変で大変だった話2

2012/01/09
前回からの続き。
あらすじ:足が幅狭だということは前々から知っていたが、本気で測ったら市販品が買えないぐらいのレベルだった(A幅)。市場で出会える靴は大半がEかEE。高い靴だとたまにDってかんじ。 膝と足の指の痛みは増してくるしどうすんべ、というところ。

まあ、人生振り返ってみれば婚約指輪はサイズがなくオーダーメード。(日本だと5.5だそうなので、ピンキーを流用するならありか?)ウェディングドレスも一番小さい試着サンプルがウエストの編み上げ部分が隙間がないほどに絞れてしまって、カタログにすら載っていないサイズのオーダー。GAPではXXS、とりあえずどんな服を買うにしても「サイズいくつ?」って聞かれて、「一番小さいの」と答えるような骨細キャシャリンの私が、普通に考えて足の骨だけ立派なわけ無いのであります。(ウェスト細くても他も細いんで足が太く見えるし凹凸もないので誤解しないこと!)

よく考えたら、市販品の服もいつもブカブカで、海外行って初めてジャケットの正しい着方+サイズを教えてもらったって記事を書いた覚えがあるよ。
 
今回はかねまつでオーダーした人生初履けるパンプスについて書きます。
初めて見たよ、A幅の靴
いきなりですが、上の写真はかねまつでオーダーした初の(そして初めて見た)A幅靴、及び、自分のワイズ知らない時代に目視で幅狭そうな靴を買っていた時代の一般的に売られている靴。(ちなみにプールサイドはかねまつの廉価版ブランドなので似たような数値を採用しているだろうと思われる)右側の靴の方がずいぶん横幅が広いことにお気づきでしょうか?写真のせいでかなりわかりにくいかと思われますが、靴の容量(体積)に注目していただくと、靴の実測幅はA幅の方が若干狭いかな?ぐらいの違いですが、「おくゆき」は右のほうがかなり大きいですし、長粒米と短粒米ぐらいの差があると思います。実物を見ると指の辺の作りが全然違っていて、D幅の靴じゃ、A幅の足は止まるわけないなーと一目瞭然です。
Source: http://www.in-ava.com/okayu.html
こういうイメージ?(長さは別として)

2012/01/07

20年振りのニューヨーク

2012/01/07
今年の冬はスウェーデンへ帰省するという第一目標がまずあって、だけど13時間もかけて冬の北欧からとんぼ返りっていうのもねー・・・(西洋のクリスマスは日本のお正月と同じで何もすることがありません)という思いがあったので、旅行をプランするときに色々ルートを変更して、どっかでストップオーバーできないか色々画策しておりました。

一番初めはヨーロッパのどこかの都市でやってみたのだけど、それだとなぜかチケットが数百ドルぐらい上がってしまうのですよね。(ヨーロッパの空港使用税が高いせいでは?と睨んでいるけど)バンクーバーからロンドンにもドイツにも簡単にいけることはいけるんだけど、ちょっと予算オーバーでう〜〜〜〜ん。。。となっていたところに、初めは全く考えたこともなかったニューヨークが突然選択肢として浮かんできて、しかも航空賃は最安値!と来たら、もうニューヨーク行くしかないでしょう〜〜
そんなかんじで突然まったく計画になかったNY行きが決まったのでした。

しかし仮の旅程表に出ているのはNY深夜着の便。初めての場所に深夜着くのはいくら無謀な私でも怖いので、チケットを取る前に空港からのアクセスを確認。さすが世界の大都市ニューヨークは空港とダウンタウンのアクセスが24時間稼働なんてすごいわ〜〜〜。
けど、結局当日になって荷物持って電車の乗るのめんどくせえということになって、シャトルバスサービスを使ってしまったので電車は使わなかったんですけどね。でも、シャトルバス渋滞の中それぞれのグループをホテルの前でドロップしていくので、同じところぐるぐる回るし、セントラルパークに近いホテルに泊まった私たちは一番最後だったので、バスに1時間以上乗っていたよ・・・。荷物も軽かったし電車のほうが絶対早かった・・・。クマさんは車窓からグラウンドゼロが見えたそうで嬉しがっていましたが。

空港についたのは本当に夜12時を過ぎてからだったけど、人はたくさんいるし係の人もちゃんといるし、これなら治安的にも大丈夫そう。と思いました。というか、今回の滞在全体を通して、NYは治安が劇的に改善したというニュースは非常によく取り上げられる話題だけれども、「ツーリストが訪れる場所を夜うろうろする分には全く問題ない」程に安全であるのは本当であると感じました。バンクーバーの夜のほうが怖いぐらいだぜ。

いつの間にか世界中のいろいろなところに行ったことある私だけど、やっぱりニューヨークって言うとワクワクしますな。なんか特別な響きがありますよね。実は20年前の小学生の時に行った初めてのアメリカ本土ということもあり、日本との違いにガーーーーーーンと衝撃を受けたのをよく覚えています。何に、ていうよりも、その時の外国の原体験みたいなのが今でも私の心に強く残っているのですよねー。そんなかんじで、NYは初めてのクマさんとあわせて今回はかなりワクワクしてニューヨークにたどり着きました。
この辺の写真をとっている頃は完全にお上りさん。タクシーに轢かれるのではないか。
ウェリントンという南半球のむらに住んでいて、隣の大陸のコアラ街に小旅行に出かけた時も人ごみとビルが懐かしくて写真をとりまくってしまったんだが(今見返すと、何これって感じの写真集があります(笑))渋滞もゴミゴミも、田舎者には新鮮に映るのですよ。
イエローキャブに大興奮
こんなところで寿司を頼んだらなにかものすごい物が出てくるだろうなとおもった。

2012/01/06

英語-本/映画/DVDレビュー: 4度目のLisa Jewell

2012/01/06
思い出したように読んだ本のレビューを。
日本語で読んだ本の量と比べたら、もうどうしようもなく少ないんだけど、それでも英語の勉強を初めて初めてまともな本が読めるようになってから読んだ本を数えていくと、それなりの数になっていて、石の上にも三年というのも本当だなーと思う今日この頃です。

ロンドンの日常を描くのが上手な作家Lisa Jewellの本を探していて丁度古本屋に2本立てがあったので買ってみた。Lisa Jewellは非常に読みやすいので重い本はイヤ!とか気分転換に読書とかいう気分の時に最適です。



Ralph's Party
読みやすさ         ☆☆☆
熱中度            ☆☆

語彙(☆が多い程多い)   ☆☆     
達成感            ☆☆
(5点満点)



Thirtynothing
読みやすさ         ☆☆☆
熱中度            ☆☆

語彙(☆が多い程多い)   ☆☆     
達成感            ☆☆
(5点満点)



彼女の本はこれで4冊目なんだけど、いい加減マンネリしてきたか・・・。読んでるだけでロンドンの空気が漂ってくるので、英国好きとか、特別な執着がある人にはいいけど、なんだか過去に何かがあってひょんなことから運命の輪が回り始め・・・みたいなプロットは全冊通して同じなので、普通の人にはちょっと飽きるかも。RalphもThirtynothingも全く同じ感じで話が進みます。同じ過ぎて2冊続けて読んだ私は、頭の中で設定がごっちゃになっている・・・。強いて言えばThirtynothingの方が爽快感はありますね。

2012/01/04

2011年のホリデー

2012/01/04
年が明けてから去年のホリデーについて書くわし・・・。
まあ、2011-2012ウインターホリデーだし♪

今回は、ロンドンを出てから初めてクマさんの実家に帰省してきました。バンクーバー→ニューヨークでストップオーバー→ストックホルムというマゾのような極寒の地巡りでしたが、日頃の鍛錬のかいあって(?)特に寒さを感じるでもなく、普通の旅行のように過ごせましたとさ・・。ただ、冬なんでやっぱり自然系を見るのは向いてないので、どこの地に行ってもショッピング三昧でしたけどね。丁度セールシーズンだし。


しかし驚いたのが、北米は米サンクスギビング終了と共に緩やかに冬のセールシーズンが始まって、クリスマス当日の前20日から3日間あたりがセール最高潮なんですね。そのためニューヨークで買い物がより楽しめたのは嬉しい誤算でした。ヨーロッパはクリスマス後、25もしくは26日から大赤字大放出の始まりなのでクリスマス前にはセールで買い物しないのです。 北米は年明けてもまだボクシングデイセールとかに移行してるし、セールの期間が長いのかな?

久しぶりに沢山写真をとってまだ写真の整理が終わってないので終わり次第アップしたいと思います。

2012/01/03

英語-本/映画/DVDレビュー: 1冊の本を3年ぐらいかかって読んだ話, Pride and Prejudice

2012/01/03
以前からちょこちょことやっていた英文ペーパーバック&DVD映画のレビューを再開したいと思います。語学の上達にはひたすら読むことと聞くこと!なんだけど、なにか動機がないとなかなか続かなくてね・・・。本は放っておいても読むんですけどどうにもTVを見るのが苦痛で、TVシリーズとか買っても全然見ないんですよねー。


そんなわけで、新ブログ第一弾。
Pride and Prejudice(高慢と偏見)
NZ時代(過去のブログを読み返してみると)アメリカの小説の文体があまり好きじゃなくて辟易していたときに、当時の英語の先生に綺麗な英語と言ったらJane Austenよ!!って勧められたので購入。

が、これこれけっこう古い小説なので(調べたら1813年初出らしい)英語が難しいのだ!Aの位置が微妙に違ってたり、PleaseがPrayだったり(初めなんでそんなに祈ってばっかりなんだよとおもっていた)、分からなくて調べる単語に大体Literaryという注釈がついてて、適当に読み進めるのにも結構難儀した。
そんな訳で、買ったのは2009年のくせにかなり長い間懐であたためられ続け、2011年も終わりになってからキンドル購入熱が冷め切らぬうちにがっつりと読んでみたのでした。

感想。
めちゃくちゃおもしろーい。
さすが時を超えて受け継がれてきた文章は違うわー。
ストーリーは財産も地位も美貌も備えたミスターダーシーと、身分違いのエリザベスとの反発し合いながらもお互いに引かれていくという、超王道少女漫画的ストーリーなんだけど、なぜか面白いんですわ。最後の方とかもう二人がどういう会話をするのか気になってやめられない止まらない状態。個々に挿入されるエピソードが秀逸なのかな?Jane Austenは欧米では文学少女と言ったら外せない作家らしいです。(実際レビューの数もものすごいし)彼女の作品はこれが初めてなので他のもぜひ読んでみたいと思います。気合があるときに・・・。

NZで本を買ったときは1000円ぐらいしたのに、日本のアマゾンで600円とは・・・。納得がいかん!!( ̄ー ̄)
まー、この本自体は著作権が切れていて、Gutenbergでも日本の青空文庫でも無料で手に入るので、チャレンジが好きな人はぜひ挑戦してみてください。一読の価値はあります。

私はさらにMr Darcy's Diaryとかいう、ダーシー視点で物語を描いたファンブック的なものを買ってしまったので、更に考察を深めていきたいと思います。三国志読んで反三国志買うようなものだ。



Pride and Prejudice (Penguin Classics)
読みやすさ         ☆
熱中度             ☆
☆☆☆
語彙(☆が多い程多い)       ☆☆☆    
達成感             ☆

(5点満点) 


過去のレビューたち

2012/01/02

あけましておめでとう2012

2012/01/02
あけましておめでとうございます。今年は夫にあわせてクリスマスに焦点を当てたホリデーだったので、正月はなんだかセール品を買ってる間に終わってしまったという感じです。やっぱり年末年始の雰囲気は日本のほうがずーっといいなあ・・。

ブログを開設して早2ヶ月。最近検索で引っかかって来られる人や、そもそものアクセス数がじんわりと上がってきてうれしいです。なるべく細く長く続けていけるよう頑張りたいと思います。

イケアのセールでキャンドルホルダーとチャーチキャンドルを買ってきたんですが、なんかキャンドルが臭い。教会みたいな匂いがする・・・。成分を調べてみたらステアリンと書いてある。パラフィンとは違うんですね。部屋がくさいよーーー!!
もっと香料の混ぜてある良い匂いのキャンドル買ってくればよかった・・。。。まあ、良い匂いのするチャーチキャンドルはないと思いますが。

それでは皆様今年もよろしくお願いいたします。